スポーツ スポーツって楽しい!
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- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県春日部市
- 広報紙名 : 広報かすかべ 2025年2月号
スポーツは、自分でするのはもちろん、観戦やそれ以外にも、さまざまな楽しみ方があります。今回は、市内に練習場があり、春日部市と協定を締結している越谷アルファーズの選手やコーチにスポーツの魅力についてお話を聞きました。
■魅力あふれるプロスポーツを120%楽しむ方法
四家選手に聞きました
○皆さんの応援が選手の力になります!
春日部市内にはクラブハウスと練習場があり、アイル・アリーナウイング・ハット春日部で試合をすることもあります。やはりうれしいのは試合中に応援してもらえること。皆さんが思っている以上に声援は選手に届いています。試合中に僅差(きんさ)だったり、苦しい展開だったりするときには、「頑張って!」の声援が励みになって力が湧いてきます。応援の仕方も自由なので、まずは気軽に試合を見に来てください。会場でしか味わえない雰囲気やグルメでもなんでも、自分なりの楽しみ方を見つけてもらえるとうれしいですね。
○進化しているプロスポーツの楽しみ方
アルファーズの応援に来たら、オフィシャルグッズ『ネギばんばん』で選手と観客との一体感を感じてみて。また、最近他のスポーツ試合でも充実しているハーフタイムショーも見どころの一つ。アーティストや芸能人がパフォーマンスで会場を熱く盛り上げてくれますよ。特製弁当などのグルメで試合前に腹ごしらえも。
◆あいさつ運動
児童・生徒の登校時間に合わせてプロ選手があいさつの声掛けをする運動。地域の学校のこどもたちと直接触れ合うことで地域に夢や希望を与えたい、という越谷アルファーズの思いから実現。本年度は市内20校で実施しました。
○四家選手が感じるこんなところにもスポーツの力
試合以外でもこどもたちに夢や希望を与えられたらと思い、あいさつ運動に参加しました。試合を見て僕のことを知ってくれていた子が話し掛けてくれたのもうれしかったです。
越谷アルファーズ 四家魁人(しけかいと)選手
2001年福島県出身。バスケットボール強豪校の福島南高校卒業後、アメリカ留学しフェアモントステイト大学でプレー。2023年から宇都宮ブレックスに所属。2024年6月、越谷アルファーズに移籍し、チームの司令塔ポイントガードとして活躍中。
■チャレンジする楽しさをこどもと一緒に見つけよう
○スポーツが身近にある春日部市
春日部はスポーツに触れる機会がとても多いと感じます。アイル・アリーナウイング・ハット春日部で体を動かすお母さんたちをよく見かけますし、連携協定を結んでいるプロスポーツチームとの取り組みの他にも、児童館のイベントや軽スポーツ体験など、こどもからシニアまで幅広い年齢の人向けの取り組みがありますよね。私自身、広報かすかべを見てイベントに参加したことがあります。スポーツを通じて受ける影響がたくさんあるので、やろうと思えばいつでも参加できる環境は魅力的なことですね。
○同じ子育て中の親として伝えたいこと
選手としても応援する側としても、スポーツはまず楽しむことが大事だなと思います。越谷アルファーズバスケットボールアカデミーの親御さんによくお伝えするのは、まずはこどもたちが楽しんでいる姿を見守ってください、ということです。失敗しても「大丈夫、次頑張ればいいじゃん!」と応援してあげられるといいですね。そういった経験の積み重ねがこどもにとって自信になり、成長につながりますよ。
◆まずは楽しむこと、失敗してもOK
○小磯さんが感じるこんなところにもスポーツの力
観戦の際は選手の筋肉や汗が滴る様子など、会場で熱気と迫力をリアルに感じて。試合が白熱しているとき、選手は暗闇の中で綱渡りをしている感じ。そんなときに声援が聞こえると、一本の光が差してきてパワーがみなぎります。ぜひあなたの声を届けてください。応援しているうちにストレス解消効果も。
元女子バスケットボール日本代表
春日部市在住 子育てママ
小磯典子(こいそのりこ)さん
オリンピック2大会(アトランタ・アテネ)に出場。現在は越谷アルファーズアカデミーコーチに就任するなど、選手の育成やスポーツ全体の普及にも携わっている。
■春日部市とプロスポーツチームとの連携協定の取り組み
事例1:春スポふれんず
卓球やバスケットボールのプロ選手やコーチたちと一緒に、スポーツの素晴らしさ、体を動かす楽しさをこどもたちに体感してもらうイベントです。
事例2:ベースボールクリニック
埼玉西武ライオンズから講師を招き、野球教室を開催。こどもたちの技術力向上と心身の健全育成を図り、地域交流につなげています。
事例3:バスケットボール寄贈
越谷アルファーズから、市内小・中・義務教育学校へバスケットボールを寄贈。運動の機会を創出しています。
事例4:試合に無料招待
越谷アルファーズやT.T彩たまでは、スポーツを見る機会の創出のため、市内のこどもたちを無料招待する企画を実施しています。
■もっと知りたいと思ったら
春日部市と連携協定をしているプロスポーツチームの詳しい情報はこちらから。気になる選手や試合の様子をチェックしてみて。
・埼玉西武ライオンズ
・T.T彩たま
・さいたまブロンコス
・越谷アルファーズ
■自分で運動したくなったら
○春日部大凧マラソン大会
北海道や沖縄県からの参加者もいる大会。江戸川堤防を走る平たんなコースで初心者の方にもおすすめ。
ボランティアの皆さんと作り上げるアットホームさも魅力の一つです。
○春日部市スポーツ少年団
野球・剣道・ソフトボール・サッカー・柔道・ミニバスケットボール・バレーボール・ソフトテニス・器械体操の9部会51チームが活躍中。県内でも春日部市は団員が多く、現在も増加中です。