- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県春日部市
- 広報紙名 : 広報かすかべ 2025年9月号
◆115 幾久(いくひさ)しく時を刻む記念時計
来月10/1は、旧春日部市と旧庄和町が合併し、新春日部市としてスタートしてから20周年を迎える記念すべき日となります。
旧春日部市は、昭和29年(1954年)に誕生し合併に至るまで51年余り、旧庄和町は、昭和39年(1964年)に町制を施行し合併に至るまで41年余り存続しました。
旧両市町とも、その時々の周年事業で式典を行い、シンボルとなる記念物を設置しています。今回は、その中でも今へつながり、未来へ時を刻むシンボルとしての時計について紹介します。
平成17年(2005年)3月末、春日部駅東口ロータリーに「市制施行50周年記念」を記念して時計が設置されました。基盤部分の石張りや本体のブロンズ塗装により東口周辺の彫刻などと調和のとれた装飾の時計として現在も時を刻んでいます。
レジデンシャルパークSHOWA(しょうわ)(庄和総合公園)には、平成6年(1994年)10月に庄和町が町制施行30周年を記念して設置した花時計があります。花時計の直径は6メートル、長針2メートル66センチ、短針2メートル18センチで、銘板には「花と緑の調和した快適で住みやすいまちづくりのシンボルとして幾久しく時を刻んでくれることでしょう。」と記されています。
現在、春日部市では、市制施行20周年を祝うため、さまざまな記念事業を実施しています。
また、「春日部に住んで良かった、住み続けたい」と思えるまちを目指すことをテーマとして、市内公立中学校に通う中学生から募集を行い、600点以上の応募の中から、「かすかべ、あなたの好きが続くまち」をキャッチコピーとして選び広くPRしています。
現在も時を刻む旧両市町の周年事業の記念時計も、間もなく20周年を迎える新春日部市を祝い、そして未来に向かって、「あなたの好き」がずっと続くよう時を刻み続けていくことでしょう。
問合せ:文化財課
【電話】048-739-6811