くらし 令和5年度 決算報告(1)

市民の皆さんが納めた税金がどのように使われているのかをお伝えするために、市公式ホームページなど、さまざまな方法で予算の執行状況や決算を公表しています。今月は5年度の一般会計の決算の概要と、実施した主な事業をお知らせします。
狭山市の決算は、国の定める健全化判断比率により健全であることが示されています。

■5年度一般会計決算の概要
歳入は、地方税全体においては、個人所得の増加により個人市民税が増額となった他、新築家屋の増加で固定資産税が増額となったことなどにより、前年度比2.0%の増となりました。地方交付税においては、普通交付税の増額に伴い、17.8%の増となりました。地方債が臨時財政対策債の減額に伴い、24.4%の減となったものの、歳入全体としては1.1%の増となりました。
歳出は、新型コロナウィルス感染症の5類移行に伴い、衛生費の新型コロナウィルス予防接種委託料が大幅な減額となった他、農林水産業費の事業者応援!農業者経営継続支援金や、商工費の生活応援!さやまプレミアム付チケット負担金が減額となりました。一方で、総務費の教育施設整備基金積立金と公共施設整備基金積立金の増額、民生費の住民税非課税世帯支援給付金と子ども子育て応援金などの物価高騰重点支援事業の実施、教育費における入間野中学校校舎外壁等改修工事費などの増額などにより、歳出全体では4.2%の増となりました。
全体では、歳入総額543億4,278万円、歳出総額532億7,338万円となりました。歳入から歳出を差し引いた10億6,940万円を6年度に繰り越しました。

■市の財政状況を公表します
内容:5年度決算と6年度上半期の予算、財産、基金の状況
期間:7年1月31日(金)まで
場所:市役所情報公開コーナー、地区センター、入曽地域交流センター、図書館(休館日を除く)