- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県狭山市
- 広報紙名 : 広報さやま 2025年11月号
市民の皆さんが納めた税金がどのように使われているのかをお伝えするために、市公式ホームページなど、さまざまな方法で予算の執行状況や決算を公表しています。今月は6年度の一般会計の決算の概要と、実施した主な事業をお知らせします。
なお、狭山市の決算は、国の定める健全化判断比率により健全であることが示されています。
■6年度一般会計決算の概要
◇歳入
市税全体においては、土地の評価額が下落から横ばいに転じたことや償却資産の新規課税分などの影響により固定資産税が増額となりました。また、業績が好調な法人が多かったことにより法人市民税が増額となったものの、定額減税の影響により個人市民税が減額となったことから、対前年度比0.7%の減となりました。地方交付税においては、基準財政需要額の増額により、普通交付税が増額になったことから、前年比16.0%の増となりました。歳入全体では、自主財源と依存財源が共に増加したことから、11.0%の増となりました。
◇歳出
5年度に実施した、物価高騰の影響を受けた市民や事業者の経済的負担を軽減するための水道使用者負担軽減補助金事業が完了したため、衛生費が減額となりました。一方で、土木費における入曽駅東西自由通路工事負担金や入曽駅橋上駅舎工事負担金の増額、教育費における入間川・柏原センター施設維持管理等長期包括委託料や柏原中学校校舎外壁等改修工事費の増額などにより、歳出全体では7.7%の増となりました。
全体では、歳入総額602億9,967万円、歳出総額573億9,791万円となりました。歳入から歳出を差し引いた29億176万円を7年度に繰り越しました。
■市の財政状況を公表します
内容:6年度決算と7年度上半期の予算、財産、基金の状況
期間:8年1月31日(土)まで
場所:市役所情報公開コーナー、公民館(入曽地域交流センター含む)、図書館(休館日を除く)


