- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県羽生市
- 広報紙名 : 広報はにゅう 令和7年2月号
■ヘバーデン結節
40歳代以降の女性で指の第1関節が腫れて痛みがでる方がけっこういらっしゃいます。これはヘバーデン結節といい、関節の軟骨がすり減り炎症や変形を起こす病気です。悪化すると関節の動きも悪くなり、手を強く握るのが難しくなります。第1関節の近くに水ぶくれのような膨らみができることもあります。
原因は不明ですが、40代以降の女性に多く、手を良く使う人は発症しやすいようです。関節リウマチとは違います。レントゲン写真で関節のすき間が狭くなったり、関節が壊れたり、骨のトゲが認められれば、へバーデン結節と診断されます。
根本的治療は手術ですが、まずは薬物療法や温浴、テーピングでの局所の安静など保存治療を行います。急性期には関節注射も有効です。こうした保存療法では痛みが取れず、変形がひどくなり日常生活にも支障をきたす場合は手術を検討します。
症状のある方は普段から手指に過度な負担をかけないようにしましょう。痛みが強い時は手指をできるだけ使わないようにし、安静に保ちましょう。どうしても使う必要がある場合は、テーピングで固定するのがおすすめです。
医師 中原義人