その他 Hanyu Jin 羽生人

Okado Yumi 岡戸 由美さん
(西2丁目、61歳)

羽生のここが好き:国道沿いに新しい施設がたくさんでき、買い物するにも便利になりました。住みやすいまちだと感じています。
次の方へ:お父様の世代から親交があるお客様。地域のため献身的に活動されています。市内で葬儀屋を営む、石川篤信さんを紹介します。

■スナックバー経営者とお花の先生 両者に通じるおもてなしの心
市内でスナックバーを営む、岡戸由美さん。昭和を感じる店内で、老若男女のお客様に、楽しいひと時と心の癒しを提供しています。店の創業は昭和56年。岡戸さんが高校生の時、母が開業しました。「当時は工業団地ができた頃で、商店街は多くの人で賑わっていました」。高校卒業後、忙しかった母の店を手伝い始めると、以来40年以上にわたり母と姉の3人で店を切り盛りしてきました。現在は姉と2人で店を経営しています。
長年カウンターに立ち、お客様をもてなしてきた岡戸さん。常連客の中には、子、孫と3世代で通う方もいると話します。「皆さん自分の家に帰ってきたかのように安心して来てくれて。家族のようなつながりを感じています」とほほ笑みます。
岡戸さんは、スナックバーとは別に、お花の先生としての仕事も兼業しています。毎月10日間、自身が開く生け花教室に加え、企業や地域が主催するお花教室の講師も務めます。また、ホテルや大型店舗の入り口に飾られる生花も手がけ、維持管理のため、毎日欠かさず展示場所に出向きます。「花との出会いは一期一会。常にきれいな姿で、訪れた人の心を癒したい」と話します。スナックバー経営者とお花の先生。両者に通じるおもてなしの心で、出会いの縁を大切にしながら、今日も訪れる人に癒しと安らぎを与えます。