しごと 【特集】シルバーで働く・楽しむ
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- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県鴻巣市
- 広報紙名 : 広報こうのす「かがやき」 令和7年3月号
長寿社会となった日本。「いくつになっても、自分らしく生きたい」誰もが願うことではないでしょうか。たとえば、年齢を重ねながら「働く」ことに意義を見いだし、いきいきと人生を「楽しむ」方がいます。健康でずっと笑顔でいるために、シルバー人材センターで楽しく働きませんか。
鴻巣市シルバー人材センターは、退職後も地域社会の一員として働くことを通じて、自らの生きがいの充実や生活の安定、さらには自身の健康の増進を図りながら、地域社会づくりに貢献することを目的とする組織です。
鴻巣市内に居住する健康で働く意欲のある原則60歳以上の方であれば、誰でも入会することができ、現在は約700人の会員が活躍しています。会員の技能・技術を高めるため、各種講習会を行っているので、いろいろな仕事にチャレンジできます。
シルバー人材センターでは、働くだけではなく、様々な同好会活動やイベント(旅行、ボウリング・カラオケ大会等)も行われており、会員同士の交流も盛んです。仕事以外の場所で、共通の趣味や話題で楽しむことができ、退職後の新たな居場所となっています。
住み慣れた鴻巣市で、今までの知識や経験を活かして働き、仲間と一緒にいきいきとした人生を楽しみませんか。
《会員の声》
大澤春雄さん
退職後の空いた時間に何かできないかと考えていたところ、シルバー人材センターの知人から誘われたのがきっかけで、13年前から働いています。業務内容は、主に障子の張替えで、お客さんのお宅から障子を預かり、作業場で洗浄・張替えを行い、お返ししています。難しい作業もありますが、汚れていた障子が真っ白になり、ニコニコの笑顔でお礼を言われると、こちらも嬉しくなり、それがこの仕事のやりがいです。
適度に体を動かし、いろいろなお客さんと話す機会があることで、自分の心と体の健康につながっていると感じ、楽しく続けることができています。
菊池淑子さん
広報紙に掲載されていたシルバー人材センターの広告を見たことがきっかけで、令和4年から働いています。商工会館の清掃が担当業務で、自分でタイムスケジュールを組み、創意工夫しながら仕事を進めることができ、働きやすいと感じています。
シルバーは働くだけの場所ではなく、同好会や日帰り旅行などのレクリエーション活動を通じて、新たな仲間を見つけることができます。定年後もいろいろな人と出会い、つながりを持つことができる点が、良いところの一つです。
もし入会を迷っている方がいたら、まずは説明会で話を聞いてみると良いと思います。
《依頼者の声》
株式会社シード鴻巣研究所
鴻巣市袋1030-7
当社は、主にコンタクトレンズを製造販売する会社で、鴻巣研究所では、使い捨てのコンタクトレンズを中心に生産しています。シルバー人材センターの会員の方々には、建物内の清掃や屋外の緑地の管理をお願いしていて、現在は11人の方に活躍していただいています。
会員の皆さんは明るく、コミュニケーション能力も高いので、一緒に働く我々も元気をもらっています。人生経験も豊富で、話をしていると勉強になることも多いです。また、事務局の方には、急な人員不足の相談などに乗っていただくことができ、大変助かっています。今後も一緒に仕事をしていけたらと思っています。
▽会員になりたい方
入会説明会を毎月開催中(2か所で開催)。
日時:3月19日(水)、4月23日(水)
場所:クレアこうのす、吹上ワークプラザ
対象:市内在住で原則60歳以上の方
▽仕事を依頼したい方
屋外作業から事務仕事まで、幅広い業務を引き受けていますので、ぜひご相談ください。
仕事の例:植木の手入れ、除草、屋内外清掃、障子・ふすま張替え、受付事務、筆耕 等
問合せ:(公社)鴻巣市シルバー人材センター事務局
【電話】048-569-3006【FAX】048-569-3036
〒365-0004 鴻巣市関新田1800番地(川里農業研修センター内)