- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県越谷市
- 広報紙名 : 広報こしがや 令和7年6月号
こしがやのスポーツ・イベント“推し”情報をチェック!
■大相撲 越谷の郷土力士 阿炎関を応援しよう
越谷市出身の幕内力士は現在2人。幕内での優勝経験もある阿炎関と五月場所で新入幕となった栃大海関が郷土力士として活躍しています。
阿炎関が所属する錣山部屋で朝稽古を取材しました。稽古後の阿炎関に、現在の調子や故郷の越谷市についてインタビューをしました。
▼阿炎関
○プロフィール
しこ名:阿炎政虎
所属部屋:錣山部屋
本名:堀切洸助
誕生日:平成6年5月4日(31歳)
出身:越谷市
身長:188cm
体重:167kg
得意技:突き・押し
初土俵:平成二十五年五月場所
新十両:平成二十七年三月場所
新入幕:平成三十年一月場所
新三役:令和元年七月場所
最高位:関脇
幕内最高優勝:1回
○日々の厳しい朝稽古
錣山部屋の日々の朝稽古では、力士たちが集中力を高め、体を鍛え、技を磨き上げています。四股やすり足などの基礎稽古をはじめ土俵でのぶつかり稽古などを行い、ぶつかり稽古では押す側、受け側の力士と力士が激しくぶつかり合い、土俵際での詰めを鍛えます。
阿炎関のぶつかり稽古は、体と体がぶつかる音が大きく響き渡る迫力のある内容で、体調の良さがうかがえます。
集中力が一番高まっている状態での厳しい稽古の迫力を間近に感じ、緊張感とともに神聖な空気に包まれます。
○阿炎関へのインタビュー
Q:体調や調子はどうですか。
A:非常に調子よく稽古も順調です。元気に相撲が取れています。
Q:稽古で力を入れて取り組んでいるところはどこですか。
A:体の調子を一つ一つ確認しながら稽古をしています。相手と正面からぶつかり合う四つ相撲に計画的に取り組んでいます。
Q:力士を目指したきっかけを教えてください。
A:越谷市で開催されたわんぱく相撲で優勝したことがきっかけでした。興味が沸いて、習字やそろばんみたいな習い事のように始めました。当時は違う学校に通う友達とも仲よく話をしたりして、とても楽しかった印象です。
Q:わんぱく相撲越谷場所には、力士になってからも頻繁に訪れていますね。
A:自分がそうだったように、わんぱく相撲をきっかけに大相撲に興味を持ってもらえるとうれしいですね。あとは、子どもたちが楽しんでいるのを見るのが好きなんです。たくさん元気をもらえるので、プライベートでよく顔を出しています。
Q:子どものときの越谷市での思い出やエピソードを教えてください。
A:小学生のとき、おばあちゃんと桜の咲く時期に近所でよくお花見をしました。当時は、ピンク色の焼き鳥屋さんがあって、そこで帰り道に食べたつくねがとてもおいしかったのを思い出します。
Q:応援する市民の皆さんへメッセージをお願いします。
A:いつも応援ありがとうございます。これからも元気に応援していただけるとうれしいです。
▼令和七年五月場所 阿炎関・栃大海関の星取表
阿炎関:7勝8敗
栃大海関:4勝11敗
■第37回わんぱく相撲越谷場所
・力強い取組で、声援にも力が入ります
・駆けつけた錣山部屋の力士たちと触れ合い子どもたちも楽しそう!
5月10日に西体育館で、第37回わんぱく相撲越谷場所が開催されました。越谷市や近隣の市町に住む小学生約200人が参加し真剣勝負の取組が行われました。
当日は出場者へ越谷ふるさと米を使用した焼きおにぎりやちゃんこ鍋などがふるまわれ、さらに錣山部屋の力士たちとふれあう機会もあり、会場は盛り上がりました。
▼わんぱく相撲優勝者インタビュー
各学年男子の部・女子の部で優勝した子どもたちにインタビュー。素直な気持ちを答えてもらいました。
○わんぱく相撲1年生女子の部優勝 髙橋咲和さん
Q:優勝した今の気持ちを教えてください。
A:とてもうれしいです。
Q:相撲を始めたきっかけはありますか。
A:すごくかっこいいと思ったから、始めました。
Q:相撲は好きですか。
A:相撲は好きです。これからも続けたいなと思います。
○わんぱく相撲6年生男子の部優勝 洞ヶ瀬遥斗さん
Q:優勝した今の気持ちを教えてください。
A:諦めないでやり続けたことで優勝できてよかったです!
Q:今までの練習の中で、特に頑張ったことはありますか。
A:いろいろ頑張った中でも、特に四股を頑張りました!
Q:今後の目標を教えてください。
A:相撲のほかに柔道も習っているので、相撲で学んだことを生かして柔道でも1番になって、オリンピックに出ることです!