- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県越谷市
- 広報紙名 : 広報こしがや 令和7年10月号
令和6年度の一般会計、特別会計の決算が9月の定例市議会で認定されました。
■市の財政状況についてお知らせします。
令和6年度の歳入(収入)は、地方交付税の増加などにより、令和5年度と比べて40億5,042万円増えましたが、歳出(支出)も38億6,093万円増えました。歳出のうち、最も多くの割合を占める扶助費は、福祉サービスなどに関する経費です。
今後も少子高齢化の影響で、本市も人口減少の局面を迎え、市税収入の減少に加えて、福祉関連などの支出の増加が見込まれます。
財政破綻を早期の段階で回避するための目標である「財政健全化判断比率」は、すべての指標で早期健全化基準を下回っているため、市の財政は健全な状態といえますが、将来を見据えて、限られた財源をむだなく効果的に使っていく必要があります。
■一般会計決算
▽歳出(性質別) ~どんな性質のお金?~
扶助費:各種福祉サービスを提供するための経費など
人件費:職員の給与や議員報酬など
物件費:委託料、光熱水費、備品購入費など
普通建設事業費等:学校、道路、公園等の建設など
繰出金:他会計への繰出金
補助費等:各種団体への助成金など
その他:市債(市が借り入れたお金)を返済するための経費など
▽歳出(目的別) ~何のために使ったお金?~
■財政健全化判断比率
※黒字の場合は「赤字なし」としています。
実質赤字比率は▲13.08%、連結実質赤字比率は▲18.36%です
■資金不足比率
一般会計などに属さない公営企業会計における資金の不足額について、事業の規模に対する割合で示す指標です。
病院経営を取り巻く環境が厳しさを増す中、病院事業会計では資金不足が発生しています。
※資金剰余の場合は「資金不足なし」としています。東越谷土地区画整理事業は、事業規模(営業収益)がないため資金不足比率が算出されません。公共下水道事業は▲39.5%です
問合せ:財政課
【電話】963-9115
HP:108890