くらし 地震や大雨に備えて住まいや宅地などの点検をしましょう

近年、地震や大雨により、全国各地でがけ崩れやブロック塀の倒壊など、周囲に大きな影響を与える宅地被害が発生しています。令和6年1月に発生した能登半島地震でも多くの住宅が被害に遭っています。
土地の所有者は日頃から所有する土地や周辺の擁壁、ブロック塀などの安全点検をしましょう。

■役立つマニュアルを公開中!
擁壁の危険度を知りたい場合や宅地災害の未然防止に関するマニュアル、ブロック塀などの安全対策についての情報を国土交通省ホームページからご覧になれます。ぜひご活用ください。

■不安な点が見つかったときは?
擁壁チェックシートや宅地安全マニュアル、下図の安全点検のポイントを確認し、擁壁やブロック塀などについて不安な点があれば、まずは専門家(一級建築士など)へ相談することをおすすめします。

□ 安全点検のポイント
・倒れそうな木や根の露出した木、枝の茂った木はありませんか。
・地盤が不自然に沈下していませんか。
・危険な積み増しや、二段積みはありませんか。
・石や土砂が落ちてきていませんか。
・雨水などをがけの上で流していませんか。
・割れ目から地下水がしみ出ていませんか。
・雨どいや排水溝に落ち葉や泥などがつまっていませんか。
・水抜き穴からうまく水が流れ出ていますか。
・亀裂やふくらみはありませんか。
・擁壁や土留めはふくらんだり、傾いたりしていませんか。

■ 命を守る補助金があります
倒壊の危険性が高いといわれている、昭和56年6月以前に建築された戸建住宅や分譲マンションの耐震診断、耐震改修工事などを行う場合に、補助金が利用できます。また、危険ブロック塀などの撤去・改修工事への補助金もありますので、ご利用ください。詳しくは、建築開発課へお問い合わせいただくか、下記の市ホームページをご確認ください。

問合せ:建築開発課
【電話】048-456-5372