くらし (Wapica+(ワピカ・プラス)(17))知ってみよう!和光市の交流都市
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- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県和光市
- 広報紙名 : 広報わこう 令和7年3月号
・Wapica(ワピカ)とは?
和(ワ)と光(ピカピカ)から名づけた「若者向け特集」。広報の読者が増え、まちのことを好きな人がもっと増えるように、という願いから誕生したシリーズです。
皆さんは、和光市の交流都市を知っていますか?実は国内では7つの都市と様々な交流を行っています。
Wapica+メンバーの家族が、林間学校で交流都市のひとつである十日町市を訪れたことをきっかけに、「交流都市」について知ってみたい!と企画を考えました。今回は十日町市をメインにその魅力をご紹介します。ちょっと足を伸ばしてもうひとつのふるさとの魅力を体感してみませんか?
和光市は、災害時の迅速な対応と支援を目的に、国内の各地の自治体と「災害時における相互応援協定」を締結し、地域の安全と安心を確保する体制を築いています。
また、県内の小川町、東秩父村、寄居町の3町村とは、それぞれの住民の郷土への愛着心向上や、更なる地域の発展と振興を目指し、「相互交流に関する共同宣言」を行いました。
これらの協定等を結ぶ自治体のうち、長野県佐久市、栃木県那須烏山市、新潟県十日町市、埼玉県東松山市、小川町、東秩父村及び寄居町と、スポーツ交流や特産品販売、市民まつりへの出店、社会科見学や林間学校での訪問交流など、交流都市として様々な交流を行っています。
問い合わせ:秘書広報課 シティプロモーション担当
【E-mail】[email protected]【電話】424-9091
◆災害時における相互応援協定!
震災や水害などの大規模災害で被災した場合に備え、交流都市とは相互応援協定を締結しています。
協定では、食糧、生活必需物資、その供給に必要な資機材の提供、被害者の救出・医療・防疫・施設の応急復旧等に必要な職員の派遣、被災児童・生徒等の一時受入れなど、幅広い応援内容を定めています。災害時には、応援ニーズを確認し合う関係を維持しています。実際の震災時や風水害時に、和光市から物資提供及び職員派遣をした実績があります。
災害時以外にも、協定を締結している自治体の講演会や訓練に参加して、和光市の防災力強化に役立てています。
問い合わせ:危機管理室
【電話】424-9097
◆スポーツ交流!
和光市では、交流都市である佐久市、那須烏山市、十日町市と、スポーツを通して交流を行っています。
佐久市と実施しているマレットゴルフ交流会のほか、3市それぞれと少年サッカー、少年野球、ミニバスの交流試合を実施しています。離れた土地の方とスポーツを通して直接触れ合い、お互いを知ることは、友好関係を深める助けとなっています。
マレットゴルフ交流会は毎年6月頃に開催しています。市内在住、在勤、在学の小学4年生以上の方が参加できます。老若男女問わず楽しめるスポーツですので、ぜひご参加ください!
問い合わせ:スポーツ青少年課
【電話】424-9117
◆PICK UP!新潟県十日町市
令和6年10月、和光市立第三中学校2年生が、交流都市である新潟県十日町市に2泊3日の林間学校の内、1泊をホームステイ(民泊)し、宿泊先の職業を体験するなどの学習をしました。市内の中学校では初めて民泊体験(職業体験)を取り入れた宿泊学習です。
主な職業は、稲刈り、野菜の収穫、キャンプ場の管理、工務店での作業、民宿の清掃、祭りの準備の手伝いなど、民泊した家庭により様々な体験をしました。
◇民泊体験感想の一部
・職場体験や民泊を通して、人の温かさや、地域の助け合い、農作業の大変さなどから自分の行動を見直すことができた
・雪国での工夫や暮らし方を知ることができ、視野が広がった
・稲刈りをした後のコシヒカリのおにぎりはとてもおいしくて、貴重な体験ができた
・ここでの「当たり前」が「当たり前ではない」ことを知り、改めて日常に感謝した
・交流都市がほかにもあると知らなかったが、林間学校をきっかけに他も知ってみたい、調べてみたい、行ってみたいと思った
◆十日町市って こんなまち!
市の中心部には信濃川が流れ、雄大な河岸段丘と美しい里山が広がる豪雪地帯です。豊かな自然と共存しながら育まれた歴史・文化・産業など、多くの魅力があります。
面積:589.9平方キロメートル←和光市の約53倍!
人口:47,023人(令和7年1月時点)←和光市の約半分
特徴:国際的に注目を集める「大地の芸術祭」の舞台であり、豪雪が育んだ独特の文化は「日本遺産」にも認定されています。米どころならではの美しい棚田や雪が織りなす景観は訪れる人々を魅了し、伝統的なきもの文化も息づいています。
おすすめグルメ:十日町産魚沼コシヒカリ、へぎそば
おすすめスポット:清津峡渓谷トンネル(表紙写真)※本紙表紙参照
・「へぎそば」
織物のつなぎにも使用される「ふのり」を練り込んだへぎそば。つるっとしたのど越しと弾力のある歯ごたえが特徴です!
・「美人林」
樹齢約100年のブナの木々が広がる「美人林」。四季折々の美しい景色を楽しむことができます
・「国宝 火焔型土器」
十日町市博物館「TOPPAKU」では、縄文時代の文化を象徴する新潟県内唯一の国宝「火焔型土器」を鑑賞できます
・毎年5月3日に開催される「十日町きものまつり」。多くのきもの姿の人々でまちが華やかに彩られます
・現代雪まつりの発祥といわれる「十日町雪まつり」。市内各所に趣向を凝らした雪像が現れ、その芸術性と迫力は訪れる人々を圧倒します
◆十日町市職員にきいてみました!
◇和光市との関わり、和光市のイメージ
災害時相互応援協定をはじめ、少年サッカー交流や十日町市産米の学校給食への提供など、様々な交流を通じて深い絆を育んできました。今後も和光市の皆さんと共に発展していくことを願っています。
◇ひとことメッセージ
和光市の皆さん、ぜひ十日町市へお越しください!雄大な自然と心温まるおもてなしで皆さんをお迎えします。
◆Towakoトワコ
事業内容:十日町産魚沼コシヒカリの販売、十日町市観光案内、新規就農・十日町市への移住・定住相談、案内
「Towako」とは、十日町市(とおかまちし)と和光市(わこうし)の永久(とわ)の友好交流の願いを込めて、命名しました。Towakoでは、十日町市の観光や移住定住、新規就農などの相談受付や情報発信を始め、新鮮な十日町産魚沼コシヒカリを召し上がっていただくための保冷庫、精米機を備えております。ぜひ、お問い合わせ、お立ち寄りください。
一般財団法人十日町地域地場産業振興センター/首都圏営業所
〒351-0113 和光市中央2-3-8 グレースパレス104
【電話】458-3712【FAX】458-3716