- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県北本市
- 広報紙名 : 広報きたもと 令和7年12月号
■小学生が稲刈りを体験
◇石戸小5年生が稲刈り
9月24日、緑のトラスト保全第8号地高尾宮岡の景観地で、石戸小学校5年生が稲刈りを体験しました。当日は里山保存会の皆さんの指導を受けながら、刈り取りから稲架掛(はさが)けまでの作業を体験し、お米ができるまでの大変さを学びました。感想を聞くと「最初は難しく感じた」「束にする結び方を教えてもらい、運ぶ時に稲が抜け落ちなくなった。保存会の皆さんに感謝です」と話してくれました。
子どもたちが今年の5月から育て、自らの手で収穫した稲は、約310キロのお米になり、市内公共施設等へ配布され、石戸小学校の給食でも使用されました。
◇中丸小5年生が稲刈り
10月6日、中丸小学校の5年生66人が、校舎隣の田んぼを提供してくださっている原島敏一さんにご指導をいただき、5月に自分たちで手植えした稲の収穫作業を行いました。
序盤は少し緊張気味に鎌を構えていた子どもたちも、だんだんと鎌に慣れ、サクッと小気味よい音を立てながら次々に刈り取っていきます。
2時間で収穫したお米は約30キロ。中丸小学校の給食なら1回で使い切ってしまう、と聞いた子どもたちからは驚きの声が上がり、普段食べているお米を自分の手で得る苦労を実感しました。収穫したお米は、中丸小学校の給食や家庭科の授業で使用されます。
■北本の秋を楽しむ3つのおまつりが同時開催
10月25日に、台原自治会による「隣人まつり」、北本雑木林の会による「雑木林を楽しむ集い」、荒川わらの会による「わらの会収穫祭」が同時開催されました。互いに連携することで、より多くの市民の皆さんに北本の秋を楽しんでもらおうと、3つの会場を巡るスタンプラリーも併せて行われました。
台原隣人まつりでは、北本宿緑地公園にてバザーやキッチンカー等の飲食の出店等が行われ、北本みなみ幼稚園では午前・午後に弦楽四重奏のコンサートが開催。「ハリー・ポッター」のテーマ曲や「カノン」等がヴァイオリン・ヴィオラ・チェロの美しい音色で奏でられ、客席最前列にはうっとりと聞き入る子どもたちの姿も。鑑賞した皆さんからは「音がきれいだった」「音楽を聴ける機会を作っていただけてありがたい」と好評でした。
中央緑地南西林では、北本雑木林の会が羽釜で炊いた栗ごはんや豚汁などがふるまわれました。雑木林の自然に触れ合うワークショップとして、ドングリのお絵描き体験やススキを使ったフクロウ作りも行われ、多くの親子連れでにぎわいました。さらに、荒川高尾橋たもとの「わらの会収穫祭」では、自然農法で作られた米や麦、無農薬野菜や焼き菓子などのマルシェが開催され、野良飯やモンブラン等の「野良おやつ」がふるまわれました。北本の里山の魅力を、3つのおまつりを通して異なる視点から楽しむ一日となりました。
■8020よい歯のコンクール
10月14日、文化センターで、「8020(80歳以上で自分の歯が20本以上)」を達成している歯の健康な人に表彰状の授与を行い、表彰対象となった24人のうち9人の皆さんが出席されました。
いつまでも自分の歯でおいしく食べられる喜びや話す楽しみを持って生活される皆さんは、若々しく、はつらつとしていらっしゃいました。
お口の健康は、全身の健康につながります。オーラルフレイルを予防し、健康長寿を目指しましょう。
■道路の損傷を通報し、ショベルカーを体験!
9月20日、高尾さくら公園でショベルカー運転体験会を開催し、3歳から12歳の34人が参加しました。体験会は道路の危険箇所をスマートフォンから通報する「道路等損傷通報システム」を知ってもらうための取組みで、北本市総合建設業協会のご協力で実施しました。子どもたちは楽しみながら、時には真剣に運転していました。今後も危険箇所を発見したら通報をお願いします。
■市感謝状を贈呈
11月10日、令和7年度北本市感謝状贈呈式を市役所庁舎にて行いました。
審議会委員、自治会長、消防団員として、市の振興発展のために長年ご尽力いただいた13人、ご寄附をいただいた団体など3団体が対象となりました。
市感謝状贈呈式では、出席された方々に市長より直接、感謝状を贈呈しました。
■加藤礼絃(れお)さんが「U(アンダー)-15アジア野球選手権大会」に日本代表コーチとして出場
8月17日から23日に台湾で開催された侍ジャパンU-15に市内在住の加藤礼絃さんが日本代表コーチとして出場し、チームを準優勝に導きました。加藤さんは、10月8日に市長を表敬訪問し、大会の結果を報告しました。選手の成長に携われる楽しさと、選手の個性に合わせた指導の難しさを感じながら、チームに貢献できる充実感を語られていました。未来の侍ジャパンと加藤さんの更なる活躍を期待します。
■デフリンピックカーがやってきた!
9月24日、全国を巡回する東京2025デフリンピックキャラバンカーが市役所にもやってきました!
デフリンピックは、国際的な「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」です。多くの人が手話やサインエールを交えながらデフリンピックキャラバンカーを迎え、セレモニーを行いました。
大会は11月15日から26日まで開催され、70以上の国と地域が参加しました。
■株式会社富士薬品と包括連携協定を締結
10月6日に、市と株式会社富士薬品の間で包括連携協定を締結しました。
これまでも、市内2か所のドラッグセイムスをクーリングシェルターとして開放していただいていましたが、今後は、高齢者等の見守り等の取組みについても連携を図ります。
