子育て インターネット利用におけるこどもの被害等の防止を目指して!!

■7月は「青少年の被害・非行防止 全国強調月間」です
スマートフォンやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などのサービスが急速に普及し、青少年を取り巻くインターネット利用環境は一層多様化しています。こうした中、学校が夏休みに入る7月は、青少年が犯罪やトラブルに巻き込まれないために、市と地域社会が一体となって青少年の被害・非行防止に向けた取り組みを行います。

◆令和6年度 市内小・中学生のスマホ等の利用実態
毎年、小学5・6年生の児童とその保護者、中学生を対象に利用実態の調査を行っています。
くわしい調査結果は、右のQRコードから市ホームページでご覧いただけます。
※QRコードは本紙をご覧ください。

○スマホの所持率
・小学生…50%(タブレット、ゲーム機を含むと95.3%)
・中学生…87%(タブレット、ゲーム機を含むと97.2%)

○1日あたりの使用時間

○よく利用するアプリ、サービス

◆身近にひそむこどものインターネットトラブル
みなさんは大丈夫?

○友だち間のトラブル
グループチャットで軽い冗談を書き込んだつもりが、相手を傷つけてしまい、他の友だちを巻き込んだトラブルに。
画面のスクリーンショットが拡散され、学校でも気まずい空気になりました。

○スマホゲームに課金
人気のスマホゲームで欲しいアイテムが期間限定と知り、ついつい親に内緒で課金をしてしまった。
あとから明細で課金が発覚し、家族の大きな問題となってしまいました。

○特殊詐欺の入口
SNSで知り合った人から「簡単におこづかいが稼げる」と誘われ、個人情報を入力してしまいそうになった。
家族に相談し、詐欺や犯罪に誘導される可能性があることを知って怖くなりました。

◆ネット・スマホ活用の知っておきたいポイント
~こどもたちが安心して楽しく使うために~
市内の小、中学生向けのケータイ・スマホの共通ルールとして「小学生版5つのケータイルール」と「中学生版ケータイルール」を代表児童・生徒が作成しました。

○小学生版5つのケータイルール
小学生段階におけるスマートフォン等の所持者の急増や低年齢化が進んでいます。そこで、各小学校の代表児童による会議を行い作成しました。
(1)午後8時までに親に返そう!
(2)悪口の書きこみはやめよう!
(3)写真や動画をのせるのはやめよう!
(4)ながらスマホはやめよう!
(5)あぶない?と思ったら開かずに親に相談しよう!

○中学生版ケータイルール
あなたの居場所はネットの中じゃない
中学生によるスマートフォンの使用実態も変化しました。そこで令和元年から、各中学校の代表生徒による「ケータイルール作成委員会」で話し合いを重ね、改定版「あなたの居場所はネットの中じゃない」を制定しました。
(1)「○○とスマホ」どちらが大切ですか?
(2)見られて、見せて、大丈夫ですか?
(3)その言葉で、相手は傷つきませんか?
(4)スマホの「あなた」は、どんな「あなた」ですか?

◆保護者が知っておきたいポイントをまとめた資料を市ホームページでご覧になれます
青少年を守るために、こども家庭庁をはじめ関係省庁や団体が普及啓発リーフレット等を作成しています。ぜひご活用ください。
・「ネット・スマホ活用世代の保護者が知っておきたいポイント」
・「みんなで考えよう!賢く・便利に・安全に!今どきのネットの使い方」
※詳しくは本紙をご覧ください。

◆「青少年の被害・非行防止全国強調月間」街頭啓発活動を行います
教育委員会、三郷市青少年育成市民会議、三郷市青少年育成推進委員協議会が連携し、毎年実施しています。
リーフレットや啓発品などの配布を行います。
日時:7月4日(金)午後4時から
場所:新三郷駅・三郷中央駅周辺、イトーヨーカドー三郷店、いなげや三郷戸ヶ崎店

問い合わせ:青少年課
【電話】953-1040