くらし 旬の食べ物と四季のつながりを知ろう!

■旬とは?
新鮮でおいしい食べ物がよく採れる時期のことです。
食べ物によってその時期は違いますが、おいしくて栄養もたっぷりなこと、その時期に体が必要な栄養を摂取できること、安く手に入ることが特徴です。

◇旬の食べ物と体が喜ぶ効果
春:菜の花、アスパラガスなど
抗酸化作用を持つとされるβ-カロテンが豊富に含まれます。
免疫力がアップする効果があり、ストレスに負けない体づくりができます。
夏:キュウリ、トマト、ナスなど
水分やカリウムを多く含みます。体を冷やす効果があるとともに、発汗によるカリウム不足は夏バテを引き起こす一因と言われているため、しっかりと摂取することが大切です。
秋:にんじん、サツマイモ、柿、サンマなど
夏の疲労回復に役立つビタミン、整腸作用のある食物繊維が豊富です。
にんじんに含まれるカロテンは免疫力を高める効果も期待できます。
冬:ほうれん草、白菜、大根など
カロテンやビタミンCを豊富に含み、免疫力を高めて風邪予防にも効果的です。
ほうれん草のビタミンC含有量は、夏どりのものに比べて3倍に増えます。

旬の食材をはじめとして、さまざまな食材を摂取することで健康な体を維持していきましょう。

■食育とは…
さまざまな経験を通じて食に関する知識と、バランスの良い食を選択する力を身に付け、健康な食生活を実践できる力を育むことです。2005年6月に食育基本法が制定されたことをきっかけに毎年6月は食育月間となっています。

問合せ:健康増進課
【電話】42-8421