- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県鶴ヶ島市
- 広報紙名 : 広報つるがしま 令和7年8月号
■子育て♥coco-soco あなたのすぐソコ!にある子育て支援を紹介
◆こどもと遊びながら学ぶ!災害対策のススメ
災害はいつ、どこで起こるか分かりません。保護者とこどもが一緒にいられない場面もあるかもしれません。だからこそ、どんなときでも自分の身を守れるように、日常の中で“災害への備え”を遊びながら楽しく身につけてみませんか。
▼日常に取り入れられる遊び・体験
▽紙や新聞紙で作る紙食器
食事をする際に必要な食器ですが、地震発生後は割れる、洗えないなどにより不足することが多々あります。ラップなどで覆うことで繰り返し使える器を作ってみませんか。日常での小物入れや簡易ごみ箱、おままごとのお供としても最適です。写真は県ホームページを参考に作成しています。
▽防災カードゲーム
災害が発生したときにどう行動したらいいのかを、ゲーム感覚で学べます。国土交通省ホームページから、カードのデータをダウンロードすることができます。
詳細はこちら(国土交通省国土技術政策総合研究所HP)(本紙7ページにQRコードを掲載しています)
▽シェイクアウト
家庭で取り組みやすい避難訓練です。保護者が「火事だよ」と言ったら、こどもは身を低くして鼻と口にハンカチを当てる、「地震だよ」と言ったらテーブルなどの下に入るなど、災害の種類によってどのような行動を取ったら良いのかを確認できます。
▽真っ暗でも生活できるかな?
停電により急に真っ暗になると、こどもは恐怖からパニックになることがあります。就寝時以外に暗い中での生活を経験することで、停電時でも落ち着いて避難できるようになります。ヘッドライトを使った避難の練習をしたり、手作りランタンを一緒に作ったりするのもいいですね。
〈手作りランタンの作り方〉
〇材料
・ペットボトル…1本
・水…ペットボトルの容量分
・ライト(懐中電灯、スマホのライトなど)…1個
・牛乳または洗剤…少量
〇作り方
1 ペトボトルに水、牛乳または洗剤を入れて混ぜる
2 ペットボトルに接するようにライトを当てたら完成
▼おでかけバッグは災害用バッグにもなります!
散歩などで使用しているいつものバッグは、ちょっと中身を追加するだけで災害用のバッグに大変身します。
また、賞味期限があるものや消耗品などは、「ローリングストック(普段から少し多めに買っておいて、使った分だけ買い足すことで常に一定量を備蓄しておくこと)」を活用して、味や使用方法に慣れておきましょう。
〈普段のバッグの中身〉
・着替え
・おむつ
・おしりふき
・おやつやミルク(飲み物)
・ほ乳瓶
・おもちゃ など
〈+more!〉
・母子手帳
・着替え+1セット
・歯みがきシート
・使い捨てほ乳瓶・家族写真(身元判別に役立ちます)
・常温でそのまま飲める液体ミルク
・両手持ちできるコップ(普段使用しているもので可)
・非常用笛(コルクが入っていないもの)
・こどもがお気に入りのおもちゃ など
問合せ:危機管理課防災危機管理担当