- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県吉川市
- 広報紙名 : 広報よしかわ 2025年6月号 No.833
※令和7年度「男女共同参画週間」のキャッチフレーズです。
男女がお互いを尊重し、職場、学校、家庭、地域などの多様な活動の中で、性別にかかわらず個性や能力を十分に発揮し、喜びや責任を分かち合うことができる社会のことをいいます。
■いろいろな心、体の人がいて、そのままのあなたでいい「ルッキズム」を考えよう
ルッキズムとは、外見や身体的特徴に関する差別的な考えや態度をとることを指す造語です。「人は見た目ではない」と言いつつも、身近な日常会話の中にはルッキズムが潜んでいることがあります。他意はなくとも、受け取る側にとっては心のモヤモヤやプレッシャー、コンプレックスにつながり、心身の健康に影響を与える恐れもあります。
人の価値を外見だけで判断することは、その人の内面や能力を否定し、尊厳を傷つけるだけでなく、男女共同参画社会の実現を妨げることにもなりかねません。自分自身や他者に対しても、ありのままの姿を愛し、受け入れ、尊重することで、一人ひとりが自分らしく生き生きと輝ける社会の実現につながります。
まずは自分の意識や発言を振り返り、見た目にこだわらずに自分や他者を大切にすることを周囲に伝えていきましょう。
◆ルッキズムの言葉(例)
▽容姿について何気なく発言していませんか?
肌が白くて美人だね
顔が小さくてスタイルがいいね
その価値観がいつどこで植え付けられたのか、一度見つめ直してみましょう。
▽外見的な特徴を話題にしていませんか?
もう少し痩せたほうがいいんじゃない?
見た目を指摘することは、相手の自尊心を傷つけ、劣等感を抱かせてしまう可能性があります。
▽「ふつう」を押しつけていませんか?
ぜんぜんふつうだよ
ふつうは●●だよ
美の基準は人それぞれ違います。
■パネル展示
内閣府男女共同参画局は、毎年6月23日から29日までの1週間を「男女共同参画週間」として、さまざまな取り組みを通じ、男女共同参画基本法の目的や基本理念について理解を深めることを目指しています。
市では、この「男女共同参画週間」に合わせたパネル展示を行います。
期間:6月21日土~29日日
場所:おあしすエントランス
問合せ:市民参加推進課
【電話】982・9458