くらし 「安心安全の地域社会を」地域防犯ニュース ひがしいるま

■令和6年の犯罪発生状況
東入間警察署が令和6年の間に認知した犯罪の件数は1,750件で、前年から33件減少しています。しかし、身近な犯罪である自転車盗・特殊詐欺は増加しています。
特殊詐欺については認知件数87件で、前年と比べ、増加傾向となっています。特殊詐欺被害の特徴として「還付金詐欺が約4割」「65歳以上の被害が約8割」「女性被害が約6割」となっています。現在、警察は総力を挙げて市民の体感治安の向上のため邁進しています。引き続き、警察活動へのご理解・ご協力をお願いします。

▼自転車の防犯対策
令和6年中、県内では自転車盗が14,220件発生し、前年と比べ598件増加。東入間警察署管内でも484件発生しており、前年と比べ37件増加しています。被害は自宅や駅付近の駐輪場等で多く発生し約68%が無施錠時の盗難です。
・自宅でも短時間の駐輪でも確実に鍵をかける
・ツーロックをする(ワイヤーロックで二重に施錠)

○令和6年 東入間警察署管内犯罪認知件数

○令和6年 特殊詐欺被害発生状況

■特殊詐欺被害防止対策
管内で認知している特殊詐欺被害の特徴として、町役場や市役所を騙り、累積保険料の還付金があるとATMに誘引し振り込ませる還付金詐欺や、警察官を騙り、逮捕回避としてネットバンキングでお金を送金させる手口が多く発生しています。

▼特殊詐欺に遭わないために
・在宅中も留守番電話にセットする
・防犯機能付き電話を利用する
犯人の話術は巧妙で、電話に出ると誰でも騙される可能性があります。まずは、犯人からの電話に出ないための対策をしましょう。
・普段から家族間で連絡をとりあう
万が一、電話に出てしまった場合に備え、始めに合言葉を言ってから話をしましょう。
・国際電話番号による特殊詐欺が急増中
「+1」や「+44」などから始まる電話番号からの電話には「出ない、かけ直さない」ようにしましょう。
海外との通話が不要な人は「国際電話不取扱センター(【電話】内線0120-210-364)」で、発信・着信を無償で休止できます(固定電話に限る)。

▼空き巣や強盗に注意!
令和7年3月末現在、管内では、空き巣等の侵入盗が48件となり、昨年同期と比べ+32件と激増しています。特に、空き巣と空き家を狙った侵入盗が増加しているので、下記の点に注意して侵入犯罪に強い住まいづくりを徹底しましょう。
・在宅時でも戸締りを徹底
就寝時だけでなく、在宅時でも戸締りを徹底する。
・来訪者の確認を徹底
来訪者はドアスコープやインターホンで確認する。
・個人情報の保秘を徹底
むやみに在宅状況、家族構成、資産状況などを教えない。
・多額の現金は金融機関へ
多額の現金は自宅で保管せず、金融機関に預ける。

緊急時はすぐに110番!

問合せ:
自治安心課自治協働・防犯担当【電話】内線268・269
東入間警察署【電話】049-269-0110