- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県川島町
- 広報紙名 : 広報かわじま 2025年3月号 Vol.779
川島町上下水道事業審議会は、「上水道料金及び下水道使用料の改定について」の答申書を、1月20日(月)に町長へ提出しました。
審議会では、人口減少による収益の減少、老朽化が進んだことによる管路・設備の経年劣化など、町の水道事業と下水道事業の課題を解決するため、両事業の料金改定が審議されました。
■審議会の答申内容(まとめ)
○適正な「水道料金」および「下水道使用料」の水準について
両経営戦略で定めた経営目標を達成するため、令和7年度の料金改定は、平均改定率を30%とすることが適当である。
○料金体系について
(1)現在の料金体系(基本料金と従量料金の二部構成)を継続することが適当であり、小口使用者に対する激変緩和措置として逓増型(ていぞうがた)(※1)を継続することが妥当である。
(2)基本水量内の使用者は増加傾向にあり、使用水量が異なるにも関わらず、料金が同額という不公平感が増してきていると考えられる。こうした現状と今後さらに基本水量内の使用者が増加していく予測に基づき、受益者負担の原則(※2)に沿って、基本水量制(10立方メートル/月)を廃止することが適当である。
(3)別表1・2料金表(案)のとおりとすることが適当である。
○料金改定の時期について
十分な周知期間を確保しつつ、出来る限り早期に実施することが望ましい。
※1…従量料金単価が使用量に応じて高くなる料金制度。
※2…公共サービスなどの事業によって利益を受ける人(利用者)が、利益の度合いに応じて費用を負担すべきという原則。
・別表1 上水道料金表(案)(1か月につき)(税抜)
・別表2 下水道使用料表(案)(1か月につき)(税抜)
町は、この答申を受け、料金改定に関する関連手続きを進めていきます。
問合せ:上下水道課 上水道グループ・下水道グループ
【電話】049-297-1818