くらし 令和6年度決算 実施事業や財政状況をお知らせします

令和6年度決算額は、歳入59億2,698万円、歳出56億3,373万円。前年度対比は歳入が3億5,071万円(5.6%)減、歳出は4億513万円(6.7%)減となりました。
今月号では各会計の決算状況と財政状況をお知らせします。

■歳入
59億2,698万円(対前年度⽐5.6%減)

※その他には地方贈与税、地方特例交付金、財産収入などが含まれます。
※万円未満四捨五入のため、合計等が合わない場合があります。
構成比は合計に対する比率です。なお、各区分の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の合計は必ずしも一致していません。

参考︓町税決算の状況

■歳出
56億3,373万円(対前年度⽐6.7%減)

※その他は商工費、労働費などが含まれます。
※万円未満四捨五入のため、合計等が合わない場合があります。
構成比は合計に対する比率です。なお、各区分の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の合計は必ずしも一致していません。

●性質別歳出の状況
⾏政経費を性質別に分類すると、義務的経費、投資的経費(施設建設などの将来に残るものへの⽀出)、その他の経費に⼤別することができます。
前年度と⽐較すると、義務的経費は、公債費を除く、⼈件費、扶助費が増加となっています。投資的経費は、災害復旧費が皆減したため、⼤幅に減少しました。また、その他の経費では、維持補修費や繰出⾦は増加したものの、積⽴⾦及び補助費等の減少により、前年度に⽐べ減少となっています。

令和6年度一般会計の決算規模は、歳入・歳出それぞれ前年度に比べて下回る結果となりました。
その主な要因は、歳入では地方交付税や地方特例交付金が増加したものの、繰越金及び町債が減少したことなどによります。
歳入全体の28・1%を占める町税は、軽自動車税、町たばこ税は増加したものの、町民税、固定資産税の減少により、町税全体としては減少しました。
歳出では、民生費、衛生費などが増加したものの、令和4年の豪雨災害に関連した災害復旧費が皆減しました。総務費が財政調整基金や庁舎等改修基金の積立金の減少により大きく減少したほか、公債費が減少しました。

令和6年度の決算を令和7年3月31日現在の人口(1万2729人)で見ると、一人当たりの町税負担額は13万1004円、使われたお金は44万2589円となりました。差額の31万1585円が地方交付税や国庫支出金(国からの援助)、前年度からの繰越金などで賄われています。
なお、歳入と歳出の差額は2億9325万円となりました。
4・5ページでは、令和6年度の主要事業を見ていきます。

※1地⽅交付税 地⽅公共団体がその財政需要に即した必要な財源を確保できるように、⼀定の基準で国がその使いみちを限定せずに交付するお⾦のことです。
※2町債 町の借⾦。財源不⾜が⽣じた場合や、将来の町⺠にも経費を負担してもらうことが公平と考えられる場合に町債を⽤います。
※3繰⼊⾦ 他の会計のお⾦を充当することや、各会計の歳⼊に⽣じた不⾜額を補うために、町の預⾦にあたる各基⾦から充当するお⾦のことです。

■企業会計・特別会計決算状況
特定の事業に使うお金の流れを分かりやすくするため、一般会計とは別に、水道事業や下水道事業では公営企業会計、国民健康保険事業などでは特別会計という会計で管理を行っています。

資本的収入及び支出は、2,238万円の不足額が生じたため、過年度からの内部留保資金などで補てんしました。


※金額は万円未満四捨五入。()内は前年度

問合せ:役場政策財政課
【電話】296-1212