その他 謹賀新年 町長年頭あいさつ 新年あけましておめでとうございます
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- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県小鹿野町
- 広報紙名 : 広報おがの 令和7年1月号
町民の皆様におかれましては、健やかな新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症による影響は落ち着き、各地区の行事やお祭りが再開されるなど、活気や賑わいが戻ってまいりました。
小鹿野町におきましても、10月には18年ぶりの小鹿野町開催となった全国地芝居サミット、12月には新たな取り組みである「サーカス歌舞伎『尾ノ内沢の龍』」上演など、文化の香り高い町にふさわしい各種行事を開催することができました。ご参加いただいた多くの町民の皆様をはじめ、開催に向けてご協力いただきました各種団体の皆様にあらためて感謝を申し上げる次第でございます。
これらの明るい話題の一方で、世界をみるとロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルによるガザ侵攻と平和を脅かす事態が続いております。我が国においては、1月の能登半島地震、8月の南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)、9月の能登半島豪雨、観測史上最も暑い夏となるなど、身近に危機が迫っていることを感じた一年でもありました。また、スーパー等から米がなくなるなど、思いも寄らない事態も発生しました。
町といたしましても、「公助」として災害の備えに万全を期していくとともに、「共助」となる、地域における自主防災組織の育成支援に引き続き取り組んでまいります。町民の皆様にはローリングストック※の実践、避難経路の点検、ハザードマップの確認など、「自助」の備えを改めてお願い申し上げる次第でございます。
さて、令和7年は5月25日に天皇・皇后両陛下をお迎えして秩父ミューズパークで開催される第75回全国植樹祭、9月のバイクラブフォーラムインおがの等、大きな行事が予定されております。また、10月には新生「小鹿野町」が誕生して20年の節目を迎えます。
他方、20年前には想像し得なかった社会状況も、目に見えて現れてきております。高齢化の進展のみならず、加速化する人口減少による地域行事等の運営困難、事業所等での人手不足が顕在化してまいりました。
特に、少子化の進展は極めて厳しく、町の近い将来をも揺るがしかねない状況となっております。この少子化の波を受け、令和7年4月には、町内4小学校の統合も控えております。私といたしましては、このことを悲観的に捉えることなく、この機会に、さらなる教育環境の充実と町の将来を担う子どもたちの育成により一層の努力をしてまいる所存でございます。
町政を取り巻く環境は年々厳しさを増しております。そのような中にあっても、小鹿野町は多くの可能性を秘めています。この町に魅力を感じて、移住される方、訪れていただける方も大勢いらっしゃいます。
先人の方々が繋いできた歴史あるこの小鹿野町に、次代を担う若い方たちをはじめ多くの方々に住み続けたいと感じてもらえるように、そして町民の皆様に誇りと愛着を持って住み続けていただけるよう、私は職員と一丸となり、小鹿野町が持つ可能性を最大限に生かし、町基本構想で掲げる町の将来像である「文化の香り高く将来に躍動するまち」の実現に向けて今年も全力で取り組んでまいります。
結びに、令和7年が皆様にとりまして明るく素晴らしい一年となりますこと、そして、ますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、新年のあいさつといたします。
※「ローリングストック」とは、普段から食べ慣れた食品を少し多めに備蓄しておき、賞味期限が近いものから日常生活のなかで消費し、使った分だけ買い足すという手法で、もしものときの備蓄品を、賞味期限切れ等がなく、常に用意しておけるメリットがあります。
令和7年元旦 小鹿野町長 森 真太郎