健康 9月は認知症月間、9月21日は認知症の日

認知症は誰にでも起こる可能性がある病気です。認知症についての誤解や偏見をなくし、地域で安心して生活できる社会を目指しましょう。

◆認知症って?
記憶障害が出たり適切な判断ができなくなったりして、生活上での支障が増えていく脳の病気です。

◆認知症の前段階(軽度認知障害)
軽度認知障害は本人や家族に認知機能低下の自覚はあるものの、日常生活は問題なく送れている状態のことです。健全な状態と認知症の中間で、認知症にも健全な状態にも移行しうる段階です。

◆認知症の発症を予防しよう
認知症には生活習慣病や不活発な生活が深く関わると言われています。生活習慣を見直すことは生活習慣病の予防にもなり、認知症の発症や進行を緩やかにすることができる場合もあります。

◇認知症の発症リスクを高めるもの
・糖尿病
・高血圧症
・脂質異常症
・肥満
・運動機能の低下
・低栄養
・偏った食生活
・運動不足
・閉じこもり
・環境の変化 など

◆認知症発症・進行予防のポイント
(1)食事
低栄養状態や脱水症状は脳の働きを低下させます。主食(ごはん・パン等)と主菜(肉・魚・大豆・卵等)を重視した食事、こまめな水分補給を心がけましょう。
(2)運動
体を動かすと血流が良くなり脳細胞の働きが活性化されます。1日1回30分程度のウォーキングなど、適度な運動を行いましょう。
(3)脳の活性化
趣味を楽しむことは思考力や集中力を養います。また、積極的に人と交流することも大切なので、家庭や地域で役割を持つよう心がけましょう。

◆町の認知症対策事業
◇高齢者の交流の場 なっちゃんカフェ(送迎あり)
日時:毎月第1水曜日 午前10時30分~11時30分
場所:総合福祉センター(いこいの郷)
内容:頭の体操、レクリエーション(簡単な手作業やおやつ作り)、みんなで歌おう、誕生日のお祝い
費用:100円(材料費)

◇介護する家族の集いの場 りんどうの会
日時:奇数月第4水曜日 午前10時30分~11時30分
場所:総合福祉センター(いこいの郷)
内容:介護者の交流、茶話、勉強会
費用:材料費がかかる時のみ100円

◇徘徊時への備えに 見守りシール(どこシル)
内容:衣類等に貼付したシールの2次元コードを読み込むことで保護者と連絡を取れるツール
費用:1,500円(減免制度あり)
※詳しくは広報かみかわ7月号をご覧ください。

問合せ:地域包括支援センター
【電話】0495-74-1155【FAX】0495-74-1156