- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県千葉市
- 広報紙名 : ちば市政だより 令和7年3月号
3月1日から7日は春の火災予防運動の期間です。この時季は空気が乾燥し、火災が起こりやすくなっています。火の取り扱いには十分注意して、大切な生命や財産を一瞬で奪ってしまう火災を予防しましょう。
◇2024年の市内の火災発生状況(概数値)
259件の火災が発生し、13人の方が亡くなりました。そのうち、住宅火災が89件に及んでいます。出火原因の上位は、1位放火(疑い含む)、2位たばこ、3位配線関係です。
放火を防ぐため、家の周りに燃えやすいものを置かない、物置や車庫に鍵をかける、ごみは指定された日に出すことなどを心がけましょう。
◆住宅防火 いのちを守る10のポイント
・寝たばこは絶対にしない・させない
・ストーブの周りに燃えやすいものを置かない
・こんろを使うときは、火のそばを離れない
・コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く
・ストーブやこんろなどは、安全装置の付いた機器を使用する
・住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する
・部屋を整理整頓し、寝具・衣類およびカーテンは防炎品を使用する
・消火器などを設置し、使い方を確認しておく
・お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく
・防火防災訓練など、地域ぐるみの防火対策に参加する
■感震ブレーカーを設置していますか?
阪神・淡路大震災、東日本大震災では、電気器具の転倒による火災や停電後の電気復旧時に火災が発生する通電火災が多発しました。震災時に電気が原因となる火災対策に効果的とされるのが感震ブレーカーです。
感震ブレーカーは、地震時に設定以上の揺れを感知した時に電気を自動的に止める機器です。地震を感知してから電気を止めるまでに数分間の猶予を持たせるタイプや、特定のコンセントの電気を遮断させるコンセントタイプなどもあり、ご家庭の状況によって使い分けることが可能です。
詳しくは、「千葉市 感震ブレーカー」で検索
問い合わせ:消防局予防課
【電話】202-1613【FAX】202-1669