くらし 特集 広報紙市民アンケート結果

■市民によりそう より良い広報を~広報紙市民アンケート結果報告~
近年、スマートフォン等の普及に伴い、情報収集の手段が多様化しています。
また、原材料の高騰などにより広報紙の印刷にかかる費用が毎年増加するなど、市政情報発信の環境が大きく変化しています。
市では、広報紙の発行及び見直しを検討するために、市民意識調査アンケートを行いました。(調査期間/令和6年11月20日~12月27日)
この結果を抜粋してお知らせします。詳細は市ホームページで公表します。
※小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

◆回答者の年代

◆広報紙概要
令和6年度 発行回数:12回(月1回)
発行部数:21,300部/号(前年度比100部減)
発行ページ数:24~34ページ/号
予算:14,486,000円(前年度比25%増)
予算の内容:印刷、製本
主な仕様:表紙裏表紙のみカラー、中面はシアンと黒の2色刷り、A3判長辺折り
作成方法:DTP方式(職員による編集作成)
配布方法:町内会等を通じて配布、市役所や図書館など公共施設や郵便局などに配架、市ホームページなどに掲載 など

◆広報紙の保存

広報紙を保存している状況を伺いました。
多くの年代で「保存していない」または「次の号が来るまで保存」をしていることが分かりました。

◆今後の発行について

広報紙の発行形態について伺いました。
50代までは、「ネット媒体を活用して、印刷部数を減らしても構わない」の割合が最も多く、60代からは、「紙媒体を全世帯に配布する継続が望ましい」の割合が最も多くなっています。

◆市政情報の入手方法(複数選択可能)
普段、市政情報をどのように受け取っているのか伺いました。一部をコメントと共に紹介します。
広報紙…261人
紙の方が読みやすいと感じる。
アプリで読めるので保存せずに読み返している。
ホームページ…210人
欲しい情報が探しやすい。
安全・安心メール…206人
各種SNS…144人
LINEで送られてくるのが便利。
新聞・テレビ…83人
友人・知人…41人
他…49人

▽参考
SNS市公式アカウント登録者数
LINE:8,398人
X:7,530人
Instagram:7,062人
Facebook:3,527人

◆近年の取組と今後
・QRコード掲載開始(H26.2月~)
・X(H28.6月~)、Facebook(H28.8月~)、LINE(R4.1月~)で広報紙発行を通知
・スマホアプリ「マチイロ」で配信開始(H30.8月号~)
・発行頻度を月2回から1回へ(R2.5月号~)
・R2から毎年、1号あたりの発行部数を削減次

令和7年5月号 次号からとじ穴を省略します
印刷製本にかかる費用を削減するため、広報紙『だん暖たてやま』のとじ穴を省略することとしました。今後は、裏表紙にとじ穴の位置を表示します。ご不便をおかけしますが、ご理解、ご協力をお願いします。
※「QRコード」は(株)デンソーウェーブの登録商標です。

◆その他ご意見
・高齢者には広報紙が必要だが、将来的にはネットで十分。市政に興味を持つきっかけづくりも重要である。(30代)
・ホームページやSNSでの情報発信には限界がある。紙の広報紙がないと市政への関心が薄れ、市への協力意識が低下する懸念がある。(60代)
・すべてデジタル化すると情報が探しづらくなる。特に高齢者は過去の情報を見つけにくくなるため、デジタルと紙のバランスを考えてほしい。(40代)
・印刷部数の調整など予算削減の工夫が必要。より効率的な配布方法を検討すべき。(50代)
・町内会を通じた配布方法の見直しが必要。アパート暮らしでは回覧板も回ってこない。(20代)

問合せ:秘書広報課
【電話】22-3121