- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県東金市
- 広報紙名 : 広報とうがね 2025年10月1日号 No.1374
消費生活相談員は、消費者からの相談に乗り、中立・公正な立場でトラブル解決や被害の未然防止に導きます。今回は、市の消費生活センターで皆さんの相談に応じる小野相談員に話を聞いてみました。
■暮らしを守る相談員にインタビュー
◇仕事について教えてください
消費生活全般の相談に、電話や面談で応じています。内容は「強引に勧誘され契約してしまった」「高額な請求が届いた」「これって架空請求?」などさまざまです。
契約などは、事業者には当然の内容でも、消費者にとっては初めてということがよくあります。情報の格差を埋めながら解決のお手伝いをするのが私たちの仕事です。
◇相談で心がけていることは?
「何を解決したいか」「何を解決できるか」を見極めることを心掛けています。トラブルの状況は人それぞれ。パニック状態であれば、クッションのようにゆったり受け止めながら、相談者が解決したいことを探るようにしています。
◇解決が難しい相談の対応は?
県の消費生活センターや国民生活センターには、相談員専用窓口がありますので、必要に応じて連携をとりながら解決につなげていきます。
また、法律相談を案内したり、別の窓口につないだりすることもあります。
◇やりがいを感じるときは?
相談にいらした方の心が軽くなったときですね。ホッとした気持ちを共有できると、この仕事をしていてよかったと感じます。
◇困ったときは迷わず相談
消費生活センターは、買い物やサービスのトラブルなどの総合相談窓口です。解決のために他の窓口につなぐ役割も担っています。「こんなことでも聞いていいの…?」と迷ったときは「迷わず相談!」です。どこに聞いていいか分からないときもご相談ください。
◆資格試験にチャレンジしてみませんか
消費生活相談員は、消費者安全法によって定められた国家資格です。(独)国民生活センターや(一財)日本産業協会の資格試験で取得できます。資格は更新制ではなく、一度取得すれば失効しません。
◆消費生活センター相談員募集
「消費生活専門相談員」、「消費生活アドバイザー」、「消費生活コンサルタント」のいずれかの資格をお持ちで、相談員として働きたい方をお待ちしています。
企業でのコールセンター勤務の経験などが生かせます!詳しくはホームページをご覧ください
【HPID】13146
問合せ:商工観光課
【電話】50-1155