- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県印西市
- 広報紙名 : 広報いんざい 令和7年9月1日号
■高齢者のための身近な総合窓口 ~印西南部地域包括支援センター~
広報レポーター 美馬光実(戸神台)
地域包括支援センターは、印西北部・印西南部・船穂・印旛・本埜の市内5カ所に設置されている高齢者のための身近な総合窓口です。その中から、今回は印西南部地域包括支援センターを取材しました。
同センターは、今年の4月に商業施設アルカサールから、コスモスパレット パレットIIの2階へ移転しました。場所が少し分かりにくくなりましたが、以前よりも相談ブースが広くなり、余裕を持って対応できるようになりました。
同センターでは、さまざまな相談業務の他に、オレンジカフェ(認知症カフェ)や男声歌声サロン「にじいろ」を開催し、高齢者に向けた楽しい交流の場を提供しています。また、地域に向けた出前講座も開催しており、同センターの業務内容についてはもちろん、認知症や介護保険、高齢者の福祉サービスなどの勉強会も行っています。昨年度は14カ所からお声掛けいただいたそうです。
このような取り組みにもかかわらず、まだまだ地域の高齢者やそのご家族の方々へ、十分に認知されていないことが悩みどころ。そこで、印西南部地域包括通信の年4回の配布や、地域の皆さん、民生委員、警察、消防署、医療機関などと協力して、高齢者の問題を早期に発見し、同センターへつながるような地域づくりを進めているそうです。
「困る前に、ぜひ来て欲しい」と所長の太田さん。困り事が大きくなる前に、ぜひ気軽にご相談に伺ってみてはいかがでしょうか。アットホームな雰囲気で職員の皆さんがお待ちしております。
問合せ:印西南部地域包括支援センター
【電話】37-3120
(平日8時30分~17時15分)