くらし 市長メッセージ

笠井喜久雄

■~未来を一緒に築きませんか~
市を取り巻く環境は、少子高齢化の進展や人口減少が進む中にあり、古くから梨の栽培を中心とする主要産業のひとつである農業は、担い手不足に伴う耕作放棄地の増加などの問題が深刻化しつつあります。
また、千葉ニュータウンの街開きを機に人口が増加し発展を続けてきましたが、入居開始から約半世紀が過ぎ、平成30年をピークに人口減少に転じ、施設やインフラなどの老朽化への対応など、大きな転換期を迎えていると考えています。
白井市は、都心と成田空港を結ぶ軸線上に位置し、国道464号や国道16号の広域幹線道路が市域内を通過するなど広域的な交通条件に優れており、また、下総台地の強固な地盤の上に形成されているなどの立地の優位性に加え、充実した電力供給網や通信インフラが整備されています。これらの特徴を最大限に活かした企業誘致を進めており、地域未来促進法に基づく基本計画を策定し、3月26日に国から同意を受けました。具体的には、電力・通信インフラの強みを活かしたデータセンターの誘致、市内産農産物の認知度向上や利用拡大を図るため販売経路の拡大、市内の生産者や飲食店と消費者をつなげる取り組みや農業の6次産業化に資する施設の整備、さらには、農業分野と連携した観光の創出といった、地域経済牽引事業の取り組みを進めています。
私は白井市の現在のまちの価値を踏まえつつ、未来を見据えたまちづくりを「オール白井」で進めており、これらの取り組みを前進させるため、志の高い職員を募集しています。明るい未来を一緒に築きませんか。