- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県白井市
- 広報紙名 : 広報しろい 令和7年8月1日号
■運動器の重要性、知っていますか?
筋肉や骨、関節の他、脊髄や神経が連携し、身体を動かす仕組みを運動器といいます。要支援・要介護になる原因の第一位は運動器の障がいということをご存じでしょうか?今回は、運動器の障がいを予防するうえでとても重要な筋力トレーニングメニューを1つ紹介したいと思います。
▽片足立ち(フラミンゴ体操)
胸や背中、肩、股関節、お腹周りのことを体幹といいます。体幹の筋肉を鍛えることで、バランス能力を向上させ、転倒防止や腰痛予防の効果が期待できます。片足立ちで立っている時は、両足で立っている時よりも太ももの付け根の大腿骨に約2,75倍の負荷がかかり、片足立ちを1分間行うことは、53分間の歩行運動と同等の効果があると言われています。天気などを気にせず、室内で気軽にできる片足立ちで体幹の筋肉を鍛えて、転倒しにくい体をつくりましょう。
実施する際は、転倒しないように、テーブルや椅子の背もたれなど必ずつかまるものがある場所で行ってください。ふらつきがあるときや、バランスがとりにくいときは、手を添えて行います。片足を床から5cm程度離し、1分間キープします。左右の足を交互に行い、合計2分間行います。これを毎日3回、行ってください。3回は目標回数なので、1回から始めて体調によって回数を調整して行いましょう。体幹を鍛えて、運動器の障がいを予防しましょう。
問合せ:こども発達センター
【電話】497-3489