くらし 南房総市の終活支援

市では令和5年9月に株式会社鎌倉新書と、「終活に係る包括的な支援に関する協定」を締結し、終活に関する情報発信、啓発活動を行なっています。

(1)エンディングノート『これまでの自分とこれからの自分へ』・『終活べんり帳』の配付
エンディングノートには、「自分の望む医療、介護を受けたい。」「認知症になっても、大切な人たちに自分の言葉を伝えたい。」など、自分の将来への想いを書き留めることができます。「最期をどう迎えたいか」という希望だけでなく、歩んできた人生を振り返り、自身の想いを記し、また、家族や大切な人たちへ向けて、もしもの時のこと、亡くなった後のこと、財産のことなどを伝えることもできます。
予期せぬ病気などで本人の希望を聴くことができない時に、家族が本人に代わり意思決定することの負担を和らげることができます。書いた内容は、いつでも変更することができ、遺言状のような法的な効力はありません。
令和7年7月より、新しいエンディングノートを配付しています。内容が一部更新されていますが、以前に配布したエンディングノートも変わらずにお使いいただけます。
エンディングノートに併せて、『終活べんり帳』も配付しています。いざ、エンディングノートを書こうと思っても、中々進められない人が多くいます。『終活べんり帳』には、エンディングノートを書くためのヒントが掲載されています。ぜひ、エンディングノートと共に手に取っていただき、ご活用ください。
配付場所:高齢者支援課(三芳分庁)、市民課(富浦本庁)、朝夷行政センター、各地域センター、各あんしんセンター(地域包括支援センター)、南房総市社会福祉協議会

(2)終活セミナーの開催支援
協定に基づき、終活に関するセミナーの開催について、支援を受けられます。セミナーの開催を検討されている団体等がありましたら、高齢者支援課へご相談ください。

(3)終活相談ダイヤルの利用
終活で困ったこと、相談したいことがあった時には、終活相談ダイヤル「いい終活相談室」を利用できます。専門の電話相談員が、終活に関する様々な相談に対応しています。電話番号は、エンディングノート、終活べんり帳に記載されており、協定を締結した市町村の住民のみが利用可能です。

問合せ:高齢者支援課
【電話】36-1152