くらし 行政からのお知らせ(4)

■通信販売はクーリング・オフできません
◇相談事例
インターネット通販で靴を購入。大きめのサイズを注文したが履いてみると窮屈だった。返品したいとメールしたところ「返品できない。利用規約にも書いてある」との返事だった。確かに利用規約には返品不可の記載があったので「それならクーリング・オフしたい」と伝えたが「通信販売にはクーリング・オフの適用はない」と回答が来た。

◇トラブル防止のポイント
▽購入の際は利用規約の確認を!
・インターネット通販やテレビショッピングなどの通信販売には、法律上のクーリング・オフ制度はありません。返品の可否や条件についての特約があればそれに従うことになります。
・特約がない場合は、商品を受け取った日を含む8日以内であれば、消費者が送料を負担し返品できます。返品が可能な場合でも、返品期限が設けられている場合があります。商品を受け取ったらすぐに中身を確認することが大切です。
・通信販売で購入する際は、事前に返品ができるかどうかや返品が可能な場合の条件などをよく確認しましょう。

困った時は、消費者ホットライン「【電話】188」または山武市消費生活センターに相談しましょう。

問合せ:山武市消費生活センター
【電話】0475-82-8453
相談受付時間
平日午前9時~正午・午後1時~4時30分
(※土・日・祝日・年末年始除く)

■暮らし・環境
◆ゼロカーボンシティさんむ~食べ物を捨てない社会へ~
本来食べられるにも関わらず捨てられてしまう食べ物「食品ロス」が、日本では令和4年度に約472万トン(家庭から約236万トン、事業者から約236万トン)発生したと推計されています。
食品ロスを減らすことは、廃棄物の減量はもちろんのこと、食費の節約にもつながります。食品ロス削減で1年間の食費が約8900円節約できるといわれています。一人一人の意識と協力が重要です。ぜひ実践してみてください。
◇買い物のとき
・買い物の前に冷蔵庫の中の在庫を確認し、食べきれないほどの食材を買わないようにしましょう。
・すぐに食べる商品は、陳列順に購入しましょう。
◇調理のとき
・食べられる分だけ作るようにしましょう。
・食材が余ったときには、使い切りレシピを検索してみましょう。
◇保存のとき
・すぐに食べない食品や食べきれなかった食品については、冷凍などの傷みにくい保存方法を検討しましょう。
・保存した食べ残しを忘れてしまわないように、冷蔵庫の中の配置方法を工夫しましょう。
◇外食するとき
・まずは食べきれる量の注文を心がけましょう。
・どうしても食べきれない場合には、持ち帰ることができるかどうかをお店の方に確認してみましょう。持ち帰る際には、お店の方に注意事項をしっかりと確認し、食中毒のリスクなどを十分に理解したうえで行ってください。
・特に宴会では食べ残しが多く出ます。乾杯後30分間、お開き10分前は、自分の席で料理を楽しむ「3010運動」に取り組みましょう。
皆さんもできることから少しずつ取り組んでいただき、ゼロカーボンシティさんむを実現しましょう。

▽環境省「デコ活」
▽環境省「食品ロスポータルサイト」
※詳しくは広報紙掲載の二次元コードをご覧下さい。

問合せ:環境保全課
【電話】0475-80-1161

◆地域安全ニュース3月号 SNSで実行犯を募集する手口による強盗や特殊詐欺の知っておきたいこと
◇『被害者』にならないために
▽「私は大丈夫」と思わず「狙われない」ための心がけを
・SNSに過度に個人情報を載せない。特に高級車やブランド品などで「お金持ち」をPRしない
・住所、家族構成、旅行の情報などが特定できる写真を掲載しない
・自宅にかかってくる電話で個人情報を聞かれても話さない
・家族、友人以外の訪問者はインターホンでのみ対応する

▽犯人からの電話を受けずにすむ設定を!
・固定電話を常に留守番設定にして、直接電話に出ない
・自動通話録音警告器、防犯機能付きの電話機を導入する
・自分から「○○です」と名乗らない

◇『加害者』にならないために
▽「そんなつもりじゃなかった」とならないよう慎重に行動する、情報弱者にならない
近年、特殊詐欺グループは拠点を海外に移しており、東南アジアを中心に、「コールセンターで月収100万円」「海リゾート・短期・高収入」「簡単な翻訳作業」などの甘い言葉に誘われて、海外で「かけ子」として犯罪に加担させられたり、組織内のトラブルにより暴行を受ける、加害者として現地警察に拘束されるなどのケースが多発しています。短期間で簡単に高収入を得られる「おいしい仕事」は日本だけでなく海外でもあり得ません。

▽危ない目に遭いそうになったら積極的に相談!
怪しい情報に出遭った場合は、公的機関や相談窓口に情報を提供しましょう。万が一、関わってしまった場合は立ち止まり警察などに相談することで、新たな被害者を生まないことにつながります。
相談先:政府広報オンライン匿名通報ダイヤル
【電話】0120-924-839

問合せ:山武警察署生活安全課
【電話】0475-82-0110
[警察相談専用電話]
【電話】#9110

■成田空港の運用状況
令和5年度の成田空港の運用状況を下表のとおりお知らせします。
成田空港では、令和3年度から年間発着回数・航空旅客数ともに回復しはじめましたが、令和5年度の年間発着回数は、21.9万回(令和2年度比207%)、航空旅客数は3,525万人(令和2年度比1088%)まで回復してきております。
また、国際航空貨物量につきましても、対前年度比では減少しているものの、好調に推移しております。

◆航空取扱量の推移

◆滑走路別離着陸状況(令和5年度)

※空港南側の離着陸機が山武市の上空を飛行しています。

問合せ:空港地域振興課
【電話】0479-80-7115