くらし さんむ医療センターで、この春から新たな診療が始まりました

■「原因不明の痛みにお悩みの方へ」ペインクリニック外来を開設
帝京大学ちば総合医療センターのペインクリニック外来で、これまで多くの痛みに苦しむ患者さんに寄り添ってきた青江知彦医師。経歴を伺うと、元々は経済学部に進学されていましたが、大学3年生の夏に「医師を目指そう」と進路を変更し医学部を受験。現在では麻酔医として30年以上のキャリアを重ねています。
専門とする「線維筋痛症」は20代から40代に発症することが多く、寝たきりに近い状態になる方もいるそうで「病気に苦しむ患者さんを、何とか治してさしあげたい」と熱く胸の内を語ります。近年では「帯状疱疹神経症」や「COVID19(コロナウイルス)後遺症」の患者さんが、増えていると言います。
原因不明の痛みに悩んでいる方は、一度、ペインクリニック外来を訪れてみてはいかがでしょうか。
◆ペインクリニック外来日(要予約)
・・毎週火曜日の午前午後
・青江知彦医師

■総合診療科に若手の専門医が加わる
「実は私自身、先天性疾患を抱えていまして・・それが医師を志すきっかけでした」とやわらかな笑顔で語る総合診療科の若手医師。
診察では時折、自身の体験など患者さんへ伝えることもあるそうです。「これから、この地域でさまざまな疾患を診療できる医師として貢献していきたいです。自分自身は膠原病・リウマチ疾患の専門医も取得しているため、膠原病に苦しんでいるものの専門病院のアクセスが困難で専門医の診療を受ける機会がない患者様の診療も併せて行っていく予定です。総合診療科の一員として、質の高い医療を提供し病に苦しむ方々のお役に立ちたいです」という強い決意に加え「山武市のイチゴは、どこよりも美味しくて大好きです」と語るその姿からは、地域への深い愛情を感じました。
・総合診療科 若手医師

問合せ:さんむ医療センター
【電話】0475-82-2521(代表)