くらし 地域包括支援センターだより

■こんにちは、在宅介護支援センターです
運転免許証を返納した方のきっかけは、「80歳になった」、「家族の勧め」、「車が故障した」などとさまざまです。
市が話を伺った返納者の方は、できるだけ車を手放す前に参加していた活動を続けているとのことです。例えば、いきいき元気クラブ・折り紙教室・老人会・グラウンドゴルフ等です。「中でもグラウンドゴルフは、外に出て人とお話をするし、寒い中でも歩くので暖かくなるからお勧め」とおっしゃっていました。健康で過ごせるように食事に気を付けて散歩にも行っているそうです。
返納後の交通手段は、徒歩、自転車、シニアカー(購入もしくは介護保険でレンタル)、路線バス、コミュニティバス、移送サービス(民間事業所)の利用、家族送迎等。
市内路線バスやコミュニティバスでは、運転免許証を自主返納または更新せずに失効した方に申請により発行される「運転経歴証明書」を利用することにより、料金が半額になります。
警察署やバスの営業所へ行く手間はかかりますが、片道分の交通費で目的地を往復できるので、気軽にバス利用ができます。
※路線バスで割引を受けるためには、各営業所での手続きが必要です。
高齢者の免許返納で注意しなければならないことは、運転をやめた後に自宅に閉じこもりがちになることです。外出機会が減ると、身体機能が衰え、要介護のリスクが高まります。健康状態の悪化を防ぐためにも、無理のない範囲で歩いたり、身体を動かしたりする習慣をつけ、交通手段を工夫して外出機会をつくりましょう。
在宅介護支援センターでは高齢者の相談に乗っています。自宅等に訪問することもできますのでお気軽にご相談ください。

○在宅介護支援センター
・杜の街(山辺・瑞穂・大網地区)【電話】70-1666
・おおあみ緑の里(増穂・白里地区)【電話】73-5146

問合せ:地域包括支援センター
【電話】70-0439