- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県栄町
- 広報紙名 : 広報さかえ 令和7年5月号vol.872
■安心して過ごせる避難所へ!
町の指定避難所である学校の体育館は、災害時には多くの避難者を受け入れる施設として活用することが見込まれています。
避難者が増えると、温かい食事がなかなか取れない、トイレが足りないなどの課題がありました。
そこで町ではキッチンカーやトイレカーを導入し、少しでも安心して過ごせるような避難所を目指します。また、避難所生活ではプライバシーの確保も大切です。テント式パーテーションやアルミロールマットを各避難所へ配備します。
普段はイベントや防災訓練などに活用する予定です。
問合せ:くらし安全課災害対策班
【電話】33-7710
■被害を未然に防ぐために!
▽下水道管の緊急点検
埼玉県では、下水道管の破損が原因で道路が陥没する大きな事故がありました。当町には、同様の大きさの下水道管はありませんが、同じような事故を防ぐために、交通量の多い場所などを中心に、3月末に緊急点検を行いました。今年度も引き続き、残りの汚水幹線について計画的に調査し、異常があれば、下水道管の修復工事を行っていきます。
▽下水道区域内の水害を防ぐ取組
道路や庭に降った雨水は、町中であふれることを防ぐため、雨水管に集めて川に流し、浸水被害を防いでいます。しかし、地球温暖化の影響により、大雨や短時間豪雨の発生頻度が増加しているため、町民の皆さんが大雨による災害への備えや避難などの対策に役立ててもらえるよう、内水浸水想定区域図を作成します。
▽終末処理場の機能維持対策
みなさんの生活で発生した汚水は、下水道管を通って終末処理場に集められ、きれいにして川に流していますが、終末処理場は使いはじめてから約42年が経過し老朽化が進んでいるため、施設の調査や診断を行い、より緊急性の高い設備から修繕を進めており、今後も計画的に設備全体を更新していきます。
問合せ:下水道課下水道班
【電話】33-7712