くらし まちこれ!vol.6(2)

■第3次総合戦略の取り組み
行政と町民が立場を問わず協力し、地域全体で連携することで、こどもから高齢者まで”ひと”と”ひと”のつながりが生まれます。これによりウェルビーイングが向上し、心豊かで安全・安心に暮らせる町が実現します。このような町は、町民だけでなく、町外の人々や若い世代からも選ばれる住み続けたいまちとなります。
ウェルビーイングとは…身体的にも精神的にも社会的にも満たされた幸福な状態

■第3次総合戦略地域ビジョン
幸せを感じられるあたたかいまち

▽戦略1　こどもまんなかの栄町をつくる
こどもをまんなかに捉え、地域ぐるみで子育てを応援し、こどもたちを見守る社会になることで、こどもたちが安心して暮らすことができる環境が整い、若い世代が安心して結婚・出産に踏み切れる栄町の実現を目指します。
(1)こどもまんなか社会の実現
・子育てしやすい環境づくり
・ライフステージを通じた支援
・保育・一時預かり環境の整備
(2)こどもが安心に暮らせる環境づくり
・こどもたちが犯罪や事故に遭わない環境づくり
(3)こどもが成長する学校・地域づくり
・地域と連携した教育の推進
・これからの社会に必要な学びの提供
・教育環境の整備

▽戦略2　地域特性を活かし、産業が活性化した栄町をつくる
町の産業振興拠点である「ドラムの里」が核となり、農業や地域の商店などの事業者が持続的に発展していくため、農商工観それぞれが連携することで新たな価値を生み出し、地域の稼ぐ力の向上と企業誘致により新たな雇用が創出される栄町の実現を目指します。
(1)ドラムの里を中心とした地域経済活性化の拠点づくり
・ドラムの里の再整備
(2)持続可能な農業を営める栄町づくり
・生産者の所得向上への取組
・多様な担い手の確保
・認定農業者などの中心経営体への支援
(3)将来に向けて商工業が発展した栄町づくり
・まちなか商店の活性化
・企業が立地・増設しやすい環境整備
(4)町を訪れる観光客を増加させ地域経済の活性化を図る栄町づくり
・ドラムの里を中心とした観光振興
・地域間で連携した情報発信
・観光資源の有効活用

▽戦略3　若い世代をはじめ誰もが住みやすい栄町をつくる
成田空港の機能強化といった好材料を活かすため、市街地整備や空き家の有効活用による人口密度の維持と併せ、駅を基点とした公共交通ネットワークを形成することで、誰もが住みやすい栄町の実現を目指します。
(1)若者が転入しやすい栄町づくり
・成田空港の機能強化を見据えた基盤整備
(2)地元にいながら就職しやすい栄町づくり
・若者の就業機会の確保
(3)安食駅を起点とした公共交通ネットワークの形成
・公共交通の維持・改善
(4)外国人も住みやすい栄町づくり
・外国人にも暮らしやすい環境づくり

▽戦略4　安全・安心な暮らしを守り未来へ持続する栄町をつくる
災害に対する対応やデジタル技術の活用など、新たなニーズに対応したまちづくりを進め、町民の安全・安心を守るとともに、積極的に町の情報を発信することで町内外から選ばれる栄町の実現を目指します。
(1)町内外から注目される栄町づくり
・町のPRの推進
(2)いつでもだれでもデジタルの力を活用できる栄町づくり
・自治体DXの推進
・デジタル基盤整備
(3)災害に強い栄町づくり
・災害支援拠点の整備
・自助・共助の取組の推進

地域ビジョンとは…総合戦略で定める地域が目指すべき理想の姿