- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県長生村
- 広報紙名 : 広報ちょうせい 令和7年10月号 No.564
今年は例年に比べて、百日咳の感染報告が全国的に多くなっています。
百日咳は、特徴のあるひどい咳が続き、治るまでに数ヵ月かかることがあります。主な感染経路は、患者の咳やくしゃみを介した「飛沫感染」または手指を介した「接触感染」とされており、免疫のない人が感染した場合は、80%以上が発病すると言われています。以前は、乳幼児の患者がほとんどでしたが、最近では大人の患者も増加しています。特に乳児の場合、生命にかかわることもあるので注意が必要です。
咳が長引く時は、様子見をせず、早めに医療機関を受診しましょう。
■感染予防について
・乳児は、予防接種法に基づく5種混合ワクチンの接種が有効です。生後2ヵ月から接種が可能ですので、対象月齢を迎えたら速やかに予防接種を受けましょう。
・外出の際のマスクの着用、帰宅後の手洗いや手指消毒など基本的な感染症対策を心がけましょう。
担当:小髙