- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県長柄町
- 広報紙名 : 広報ながら 令和7年8月19日号(NO.515)
■長柄町タウンアドバイザー 千葉大学大学院国際学術研究院 田島翔太
前号でご紹介した管理職向けの「行政計画研修」を終え、7月は、9名の若手職員向けの「政策立案研修」を始めました。
毎年実施しているものですが、今年度は、「この政策で、最終的に町にどんな良い変化を起こしたいか」という目標達成までの道のりを考える「ロジックモデル」という方法を学習しました。そのうえで、町の強み、弱み、チャンス、課題を整理するSWOT分析をおこない、町の可能性や乗り越えるべき壁を若手職員なりに見つけ出しました。
8月の最終発表に向けて、「なぜいま、この政策が長柄町で必要なのか」「最終的な成果(アウトカム)につながる数値目標は何か」「行政施策としての具体性や持続性はあるのか」といった点を徹底的にブラッシュアップしています。
若手職員の皆さんの柔軟な発想と、論理的思考で磨き上げられた政策提案が完成することを期待しています。