- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県長柄町
- 広報紙名 : 広報ながら 令和7年8月19日号(NO.515)
■本吉敏子議員(一問一答方式)
1.住民サービスの向上について
問:議員
各課の業務内容を受付窓口に表示し、住民サービスの向上を提案するが、見解を伺いたい。
答:町長
各課の取り扱う業務内容が明確に伝わるように各課の名称を分かりやすいよう命名している。また、正面入口に総合窓口案内の表示を掲げているとともに在籍職員がご用件を伺い、担当課へ案内をしている。ご意見を踏まえ、お手伝いを必要とされる方をお見かけした際は、職員による更なる積極的な声掛けを実施し、対応してまいりたい。
2.被災者支援システム導入について
問:議員
被災者台帳と住家被害認定調書、罹災証明書等の各種被災者の状況をデジタル技術で連携させ、生活再建に係る業務全体を電子システムにより共有・管理するシステムの導入について見解を伺いたい。
答:町長
災害時の行政手続きの迅速化により被災者の負担軽減に大きく貢献するものと認識している。このため町では令和6年11月に県主催の「千葉県被災者支援システム運用協議会」へ参加し、今年度内に「被災者支援システムに係る契約に関する協定書」を県と締結する予定である。導入のメリットは、住家被害認定調査や罹災証明発行のデジタル化により被災した町民の生活再建支援が迅速となるほか、同じシステムを保有する他自治体との応援体制の強化等について大いに期待できるものと考えている。
3.マイナ保険証の普及と利用促進等について
問:議員
(1)マイナ保険証利用促進のための広報活動の取り組み状況について伺いたい。
(2)マイナンバーカードを保有していない方への対応について伺いたい。
答:町長
(1)これまでに広報への記事の掲載のほか、国の補助金を活用し、作成した「マイナ保険証の利便性等を案内するチラシ」を窓口に配置するなど、マイナ保険証の普及や利用促進を図ってきた。
(2)マイナンバーカードを保有するか否かについては、本人の意思により任意であることから、本年7月末の保険証更新の際に町がマイナ保険証の登録状況を確認した上で、自動的に「資格確認証」が交付され、8月1日以降も医療機関に提示することで、これまで通り受診することが可能となる。
4.使用済み紙おむつの再利用について
問:議員
新たなエネルギー源として再利用する取り組みを提案するが見解を伺いたい。
答:町長
環境省が「使用済み紙おむつの再生利用等に関するガイドライン」を策定し、衛生的処理による資源のリサイクル・リユースやパルプの再生、資源化の活用方法を示しており、自治体の役割として、分別収集の促進、リサイクル施設導入への支援があげられている。
今のところ使用済み紙おむつは、衛生管理の面から焼却処分をしている。使用済み紙おむつの再生利用等については、町単独では困難なため、関係市町村と足並みを揃えてまいりたい。
5.公共交通の利便性の向上について
問:議員
(1)路線バス利用促進助成金について伺いたい。
(2)高齢者等外出支援タクシー利用助成について伺いたい。
(3)高齢者の町内無料移動支援について進捗状況を伺いたい。
答:町長
(1)路線バス利用促進事業助成制度は、高校生以上の学生や65歳以上の方を対象としている。現行制度では、利用頻度や需要、制度運用の安定的制約を踏まえ、対象を特定している。
(2)年度当初の申請が集中している場合、最大で2週間程度の時間をいただいている。
速やかに欲しいとの要望はあるが、確認作業に時間を要するため即日交付は難しいところである。
(3)宮坂議員への答弁と同様である。