くらし おおたき議会だよりNo.124 一般質問 4名の議員が町政を問う(1)

質問と答弁を要約した内容でお知らせします。

加々美 昌美 議員
・農林業活性化プロジェクト、ローゼルについて
・大多喜町ファミリーサポートセンターについて

久保 初江 議員
・学校給食の今後の在り方について
・防災意識向上・避難所の確認と消防活動への取組みについて

及川 はるな 議員
・移住者の住宅確保及び空き家活用促進に関する現状と課題認識について
・移住体験住宅・定住促進住宅の整備について
・今後の移住者住居確保について

渡辺 泰宣 議員
・町道の整備について
・企業誘致について
・町の農業施策について
・第4次総合計画の策定及び推進について

■加々美 昌美 議員
◇農林業活性化プロジェクト、ローゼルについて

問 新たなハーブ、ローゼルの栽培協力者は初年度から現在まで何名か伺う。
答 栽培協力者は、令和5年14名、令和6年17名、令和7年は27名です。

問 ローゼルの成分、効能が特に優れているが、購入場所で幅広く周知するため、成分、効能を明記してはどうか。
答 含有が確認できる「ビタミンC含有」などの表示は可能ですが、「疲労回復」、「抗酸化作用」など医薬的効能に該当する表現は規制があるため、現時点では表示は控えています。

問 本町独自の特産品として、また農林業の活性化に向けて今後どのように周知するのか。
答 現在募集中のローゼルレシピコンテストの実施にあわせ、SNS、町ホームページ、広報紙などを活用し情報発信をします。
また、産業まつりなど各種イベントでも周知していきます。

◇ファミリーサポートセンターについて

問 生後1か月のお子さんの預かり支援に必要な専門知識、サポートセンター活動前に行う保育講習の内容を伺う。
答 ファミリーサポートセンターの運営を支援している一般社団法人女性労働協会が講習の指針を示しています。
具体的には、年齢に応じた心身の発達理解、発達段階に見合った遊びや関わり方、乳児、幼児期に多い預かり場面での留意点などです。

問 万が一の事故に備えて賠償責任、傷害保険に加入しているが、どのような内容なのか。
答 限度額2億円の賠償責任保険、限度額300万円の傷害保険となります。

■久保 初江 議員
◇学校給食の今後の在り方について

問 給食センターは築45年となり、炊飯器具の故障に伴いご飯は委託している状況です。今後の施設の建設を含めた方向性を伺う。
答 学校給食センター運営委員会から令和8年度以降、施設を維持しながら調理業務を業者委託する方針が助言されています。

問 学校給食で地元食材を提供し、新鮮で安心な食育にもつながる地産地消への取り組みにおいて、地元農家との連携についてどのように考えるのか。
答 給食の食材は安定供給、衛生管理、規格の統一など学校給食衛生管理基準に基づく取り扱いを徹底する必要があります。このため、地元農家との直接連携については難しいと考えます。

問 食材費や光熱費の高騰が続く中、学校給食の質や量の維持が課題となっている。給食費の見直しを考えているのか。
答 現状で必要な栄養価を確保しながら豊富なメニューの提供が出来ていると考えます。現在、給食費の増額は考えていません。

◇防災意識の向上などについて

問 地域を守ってくれている消防団の方々への対応、取り組みについて伺う。
答 団員の負担軽減のため、「消防団の在り方会議」を開催し、各行事の簡素化など進め、活動しやすい環境の整備に取り組んでいます。また、消防力維持のため、車両や器具の維持、更新、団員報酬の増額などに努めています。