くらし 〔文(ふみ)の京(みやこ)フレイル予防プロジェクト〕みんなが主役!楽しく目指す健康長寿
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- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都文京区
- 広報紙名 : 区報ぶんきょう 2025年4月10日号
■「フレイル」とは…
加齢とともに心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながりなど)が低下した「健康」と「要介護状態」の間の段階
早めにフレイルの兆候に気づき、予防に取り組むことで、進行を緩やかにし、健康に過ごせていた状態に戻すことができると言われています。年齢のせいにして「ちょっとした衰えのサイン」を見逃していませんか?
心身ともに健康に年を重ねていくためには、「フレイル予防」が大切です。工夫して、楽しんで、仲間と一緒にフレイル予防の第一歩を踏み出しましょう。
(参考)東京大学高齢社会総合研究機構「フレイル予防ハンドブック」
■フレイル予防プロジェクトの取組
○6月
フレイル予防教室(運動編)
○8月
フレイル予防教室(口腔・栄養編)
○10月
フレイルサポーター養成講座
○1月
フレイル予防教室(社会参加編)
■まずは「フレイルチェック」しませんか?
これからどのように過ごしたいか、自分は何をしたらよいか、ヒントを見つけましょう。測定は区内会場で行っています(月2回程度)。
内容:質問票を使ったチェック、握力測定、片足立ち上がり測定、滑舌測定、手足の筋肉量の測定等
▼注目 フレイル予防フェスタも開催!
申込不要・出入自由で、「フレイルチェック」の一部を体験できるイベントです。「フレイルって何?」と思う方こそぜひ、お越しください。家族や友人との来場も大歓迎です(不定期開催)。
■さらに楽しく学ぼう!フレイル予防
フレイル予防の大切な3つの柱「運動」「口腔・栄養」「社会参加」それぞれに沿って学ぶ、体験型のフレイル予防教室を開催します。これから予防を始めたい方、すでに取り組み始めている方、どなたにもおすすめです。
▼スマホでフレイル予防!
文の京フレイル予防プロジェクトでは、スマートフォンを活用してフレイル予防を促進する取組を行っています。「あまりスマホ使ってないな…」「デジタルはちょっと…」という方も、スマホがフレイル予防や健康増進の強い味方になるかもしれません。
※イベント詳細は、本紙6面参照
■もう一歩先へフレイルサポーター養成講座
区のフレイル予防のために様々なボランティア活動を行う「フレイルサポーター」を養成します。養成講座を修了したフレイルサポーターは、フレイル予防チーム「ストップ!ザ・フレイル文京(SFB)」の一員として、地域のフレイル予防のために積極的な活動を行っています。
■フレイル予防、いつから始める?
フレイルは高齢者の課題と思われがちですが、元気なうちからフレイル予防を始めることはとても大切です。フレイル予防に「早すぎる」「遅すぎる」ことはありません。働き盛りの40・50代も、70~75歳以降に増えてくるフレイルの予防に備える時期だと考えられ、特に、子育てや仕事を終えた後のセカンドライフに社会参加の機会や新たな人とのつながりがあることは、フレイル予防に重要です。セカンドライフをどのように過ごしたいのか、今から考えていきましょう。
▼「セカンドステージ・サポート・ナビ」を配布
区では、皆さんのセカンドライフを応援する情報誌「セカンドステージ・サポート・ナビ」を発行しています。
配布場所:区役所・区施設ほか
各イベントの申込等は、区ホームページや区報をご覧ください。
そのほか、文の京フレイル予防プロジェクトでは、フレイル予防の普及啓発活動を行っています。
問合せ:高齢福祉課社会参画支援係
【電話】03-5803-1203