- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都目黒区
- 広報紙名 : めぐろ区報 令和8年1月15日号
■目黒区で暮らす外国の人たちにお話を聞きました
◆#1支えられる側から、支える側へ~親子が感じた地域の温かさ
云 健敏(うん けんみん)さんと家族は平成30年から目黒区で暮らしています。息子の王 墨(わん も)さんが通う学校を東山小学校に選んだ決め手は、帰国子女への丁寧な日本語教育でした。王さんは学校生活に慣れるまでに時間がかかりましたが、先生がたと周りの支えによって、安心して学校に通えるようになりました。「支えてもらった経験が、家族にとって大きな力になりました」と云さんは話します。王さんは学校以外でも、区の施設や講座を通して日本文化を学び、地域の交流を深めていたようです。云さんも、MIFA※のさまざまな講座で日本語や文化を教わり、日本での生活に慣れる上で大きな支えになったとのこと。区は外国人サポートが手厚く、人の温かさが一番の魅力だと話していました。
※在住外国人が快適な生活を送れるよう、地域ボランティアとともにさまざまな事業を行う公益財団法人
◇子どもを支える喜びと、地域の一員としての誇りを感じて
現在、二人は外国にルーツを持つ子どもたちのサポートを行っています。云さんは、来日したばかりの子どもたちの通訳ボランティアとして活動し、王さんは防災通訳と日本語学習支援のボランティアをしています。云さんは「子どもたちが母国語で悩みを安心して話せる機会がとても大切」と話します。どのように勉強を教えるか、試行錯誤の毎日だと言う王さん。「子どもたちにはまず楽しんでほしい」との強い思いも語ってくれました。人の役に立つ喜びを感じながら、地域の一員であることに誇りを持って活動されています。
○東山小学校の林先生(写真左)のコメント
※写真は本紙をご覧ください
「海外から来たかたって文化も習慣も違うから、こちらでは予想もしないことで困っていたりするんじゃないかなと思います。だから、簡単に決めつけずに、この子はこうかもしれないと思って、一人ずつ対応を変えるのがいいのかなと」。
王さんは林先生について、「自分のやりたいことを尊重してくれたことがとてもうれしかった」と話してくれました。
◆#2子どもが自分らしく輝く場所~感銘を受けた目黒の教育
ニュージーランド出身のニックさんは、15歳の時に日本でホームステイを経験。高校を卒業した後、留学生として再来日し、日本の大学に通いました。当時、日本人の優しさや真面目さを感じながら学生生活を過ごしていたそうです。現在暮らしている目黒区については「非常に住みやすく、特に次女のミリーが通う公立中学校の教育には感銘を受けました」と話します。障害のあるミリーさんに対するサポートが非常に手厚いとほほ笑むニックさん。一人一人の強みに合わせて、個々の特性に応じた教育を受けられているとのことです。そのような環境のおかげでミリーさんが、自分の意思を伝えられるようになり、自信がついてきたと、ニックさんはうれしそうに語っていました。
◇娘が楽しく過ごすことができて感謝しています
ミリーさんは現在、MIFA主催の放課後にほんごクラブに参加中。その活動の一環で、2年前に開催された「夏!体験ボランティア」国際コースに、ニックさんもボランティアとして参加しました。食文化の交流では、故郷ニュージーランドの料理パブロバを紹介したニックさん。ミリーさんの活動の様子には、「とても楽しそうに参加していると思いました。娘を応援してくださるかたに感謝です」と温かな笑みを浮かべながら、話していました。
○夏!体験ボランティア食文化交流に参加した高校・大学生の感想
・本場のかたから教えてもらいながら作る料理は、とてもおいしかったです
・同じ国でも食べる物が違うことがあるので、出身の地域でイメージをつくらないようにしたいと感じました
■Information
◆MIFA世界のおやつ教室~インドネシア
日時:02月11日(祝)14:00~16:30
会場:上目黒住区センター
内容:インドネシア人講師によるおやつ作り教室と文化交流
対象:中学生以上
定員:15人(先着)
費用:参加費500円
申込み:1月16日~2月4日に、専用ウェブサイト
◆めぐろ国際交流フェスティバル
日時:3/7(土)
外国人と日本人が互いの文化を理解し合い交流することを目的とした、年齢・国籍を問わず誰でも楽しめる国際色豊かなイベントです。さまざまなステージ、体験を企画しています。詳細は、めぐろ区報3月1日号や区ウェブサイトでお知らせします。文化交流を楽しみに、ぜひお越しください。
問合せ:目黒区国際交流協会(MIFA)
【電話】3715-4671【FAX】3715-4672
