- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都目黒区
- 広報紙名 : めぐろ区報 令和7年4月1日号
■目黒西中学校
目黒西中の校歌はこちら
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■校歌制作ワークショップ
目黒西中学校の校歌は株式会社ホリプロと連携し、シンガーソングライターの植村花菜さんと共に制作が進められました。
ワークショップは各中学校の音楽室で開催され、学校の思い出や新校に引き継ぎたい想いをフレーズで出し合ってサビを完成させるなど、参加した生徒一人一人の想いを尊重した制作活動が展開されました。
・植村花菜さん
平成22年発表の「トイレの神様」がロングヒットを記録。その後も楽曲制作とライブを中心に精力的に活動を展開。ニューヨーク在住。
■植村さんとワークショップ参加生徒座談会
◆ワークショップで大切にしたこと、感じてほしかったこと
植村:生徒の皆さんの想いを引き出すことを何よりも大切にしました。現在の学校への想いや新しい学校への期待を一人一人が言葉にすることで、自分自身との向き合い方も見えてきます。ワークショップを通して、自分の想いに気付いてほしかったのが一番です。
生徒:最初は、私なんかが行っていいのかと緊張していました。
でも、参加してみたら、とても柔らかい雰囲気で話しかけてくれ、私たちの気持ちを引き出してくれました。
◆ワークショップはどのように進めましたか?
植村:まず、新しい学校への期待や、八中と十一中にまつわる「言葉」をたくさん挙げてもらいました。みんなの言葉から歌詞をつくって、あとは言葉から自然と出てくるメロディーを私が受け取ったという感じです。私はまとめただけで、みんなの言葉から生まれた校歌なんです。
生徒:両校の象徴の白鷺(シラサギ)や月桂樹(ゲッケイジュ)というフレーズを入れたいことや、校歌とJ-POPの中間のような校歌にしたいという難しいお願いもしました。
自分たちの出した言葉が、歌詞に反映されていく過程を直接見られたことは、とても貴重な体験だったなと思います。
◆完成した歌詞を見た時、歌を聴いた時の感想は?
生徒:音程が高めで、明るく自由な感じがして、すてきな曲だなと思いました。
生徒:「たくさんの日々をこの場所で過ごし」というフレーズが好きです。生徒同士の心の距離が縮まるか心配だったのですが、このフレーズが入っているだけで、みんなで過ごしていこうという気持ちになり、距離が一気に近付いたように感じました。
生徒:歌詞を見ると、共感できるフレーズがたくさんあるので、全部私が出したような気持ちになります。みんなでつくるってこういうことなんだなと思いました。
植村:みんなの共通した想いが込められた歌だから、全部自分が出したという気持ちになることも分かります。何十年も歌い継がれる曲をつくったことを、これからもずっと誇らしく感じてもらえるとうれしいです。
■合唱音源収録
両校の生徒有志が参加して、本格的なスタジオで合唱の音源収録が実施されました。
■めぐろプラス公開中!
校歌制作ワークショップと合唱音源収録の様子を、ぜひご覧ください。
※二次元コードは本紙をご覧ください
問合せ:教育政策課
【電話】5722-9301【FAX】5722-9332