くらし 中野駅新北口駅前エリアまちづくりの今
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- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都中野区
- 広報紙名 : なかの区報 2025年2月20日号
■中野駅新北口駅前エリア(区役所・サンプラザ地区)
今号では、未来の中野駅周辺の姿や中野駅新北口駅前エリアの事業計画の見直しについて説明します。
2020年1月に「中野駅新北口駅前エリア再整備事業計画(以下、再整備計画)」を策定し、中野駅新北口駅前エリアのまちづくりに取り組んでいます。しかし、2024年9月に施行予定者から、急激な工事費高騰などの理由により計画どおりの事業着手が困難である旨の報告がありました。
現在、施行予定者と事業計画の見直しに関する協議を行っています。事業の遅延によって生じる新たな負担への対処を施行予定者に求めるとともに、施行予定者から示される事業計画の見直しを区として採用できるのか3月末を目途に判断し、今後のスケジュールを明らかにしていきます。
事業の遅れに伴い、新庁舎整備の財源として予定していた転出補償について令和6年度及び同7年度中の収入が見込めなくなり、新たな負担も生じます。これらによる区の財政への影響についても皆様にご心配をおかけしているところですが、必要な措置を講じるよう令和7年度の予算において検討しているところです。
この事業により整備する拠点施設については、中野サンプラザのDNAの継承や、親子が楽しめる機会と空間、区民が文化・芸術に触れ、活動する機会などを着実に創出し、100年先も中野の顔として区民に愛される施設の実現に向け、区として妥協することなく、強い信念をもって取り組んでまいります。
《2020.1》
再整備計画を策定
▽区は再整備計画で3つのコンセプトを掲げています
(1)中野サンプラザのDNAを継承した新たなシンボル拠点をつくる
(2)中野駅周辺の回遊性を高め、にぎわいと交流に満ちたまちをつくる
(3)未来に続く中野の活力・文化・暮らしをつくる
《2021.1》
新北口駅前エリア拠点施設整備に係る施行予定者選定
▽野村不動産(株)を代表とするグループを施行予定者として選定しました。施行予定者が事業全体の企画や資金計画を作成します
《2024.9》
施行予定者から、事業着手が困難である旨の報告
▽急激な想定工事費の増加及び計画どおりの事業着手が困難である旨の報告がありました
《現在》
再開発事業に関わる事業計画の見直しについて施行予定者と協議中
《2025.3(予定)》
再開発事業に関わる事業計画の見直し方針、今後のスケジュールの取りまとめ
「次ページで質問にお答えします」
※「未来の中野駅新北口エリアイメージ」は本紙PDF版2~3ページをご覧ください。
《2026年完成予定》
バリアフリーで誰もが利用しやすい環境を整備します。
☆JR東日本より提供
(1)西側南北通路中野駅の南北をつなぐ歩行者専用通路
(2)橋上駅舎新たに西口改札とホームエレベーターを整備
《2029年完成予定》
新北口駅前広場
西側南北通路と中野四季の都市、囲町をつなぐ歩行者用デッキを新たに整備。安全で快適な歩行空間を確保します。
※中野駅新北口駅前エリアについてのご意見等は下記問合先へ
問合先:中野駅周辺まちづくり係/9階
【電話】3228-8970【FAX】3228-5417