くらし PICK UP INFO 2

■熱中症を予防しましょう
気温や湿度が高い梅雨明けや夏は、昼夜問わず熱中症が起こりやすくなります。

○熱中症の症状
めまい、吐き気、発熱、頭痛、筋肉痛、意識がもうろうとするなど。

○こんな場所は要注意
気温の高い室内・車内、炎天下の野外など。

○こんな日は要注意
25度以上の暑い日や、湿度が80%以上ある日。風の弱い日、急に暑くなった日、熱帯夜の翌日など。

○こんなかたは要注意
・高齢者…脱水症状になりやすく、自覚がなくても熱中症になる危険性があります。
・乳幼児…体温調節機能が未熟なため、車内に子どもだけを置いて離れるのは絶対にやめましょう。また、ベビーカー使用時は、アスファルトの照り返しにより体温が上昇するため、注意が必要です。
・下痢や二日酔い、睡眠不足や過労などで体調不良のかた。
・運動不足や肥満のかた。
・心肺機能や腎機能の低下など持病のあるかた。

○予防のポイント
・基本は「脱水予防」と「体温上昇を抑える」ことです。日中だけではなく、就寝中も扇風機とエアコンの併用で室内を28度以下に保ち、夜間の熱中症を予防しましょう。
・炎天下や暑い場所での長時間の作業や運動を避けましょう。
・水分や塩分をこまめに補給し、栄養や睡眠を十分にとりましょう。
・集団でスポーツや活動をする時は声を掛け合い、休憩をとりましょう。

○熱中症かもしれないときは?
1.涼しい場所で休む
2.衣服をゆるめ体を冷やす(首、わきの下、太腿の付け根を集中的に冷やす)
3.水分・塩分を補給する
4.体温を測る。

○自力で水分をとれない、意識がはっきりしない状態、症状が改善しない人がいるときは、病院を受診させましょう。

問合せ:
健康推進課保健指導グループ【電話】03-3987-4174
長崎健康相談所【電話】03-3957-1191