- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都豊島区
- 広報紙名 : 広報としま 令和7年7月1日号(特集版)
03:子どもたちの健全な成長を支える
■青少年育成委員
近所の人が「身近なおとな」として見守っていける地域づくりを
豊島区青少年育成委員会
(左)白熊千鶴子さん(第7地区会長)
(右)稲垣憲一さん(第4地区会長)
※詳しくは本紙をご覧ください。
―青少年育成委員の役割・活動について教えてください。
稲垣:「核家族化」という言葉がありますが、それを是正するのが青少年育成委員会の役割だと思います。子どもが未来について悩むとき、相談できるのは身近なおとなたちです。私も当初は、子育ては親の仕事だという認識が強かったのですが、活動を継続するうちに地域の身近なおとなとの関わりの重要性に気づきました。交流できる行事を増やし、地域全体で仲良くなる。これが最大の治安維持であり、知育だと考えています。
白熊:「子どもの権利」を尊重しながら子どもたちが安心して楽しく参加できる行事の開催、体験の場の提供をしています。400人以上が集まる餅つきや小学校を貸し切って行うキャンプなど、各地区で多彩な行事が開催されています。運営には苦労もありますが、みんなの「楽しかった」という声や、成長して中高生になっても慕ってくれることが大きなやりがいになっていますね。
稲垣:毎週水曜日はCSWと協力してパトロールも実施しています。地域の見守りには連携が不可欠です。
白熊:子どもたちが犯罪に至らないように社会参加のきっかけをつくり、誰もがいきいきと過ごせるように手助けすることが育成委員会の活動であり、役目だと考えています。
◆主な活動紹介
○椎の木キャンプ
椎名町小学校で1泊します。夜はお化け大会も開催。中学生が小学生をリードして楽しみます。
○親子餅つき大会
つきたてのお餅は大人気。子どもたちやお父さんも餅つきに奮闘します。
○楽しい運動会
南池袋小学校の校庭で子どもからおとなまで楽しめる運動会を毎年開催しています。
問合せ:地域支援グループ【電話】03-3981-2187