- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都町田市
- 広報紙名 : 広報まちだ 2025年3月15日号
町田市長:石阪丈一
小宅の狭い庭に暖地桜桃(サクランボ)があり、ほぼ満開になりました。その横のユスラウメも真っ白な花をつけ、さらにその横のブルーベリーも花が咲きました。
狭い庭に、すべて実のなる木を植えています。一番大きな木が柘榴(ザクロ)ですが、柘榴以外の木は、いつも収穫期の直前にヒヨドリに実を食べられることが多く、最近はネットをかぶせて何とか人間が食べられるようになりました。
桜と言えば、今年の町田さくらまつりは3月29日と30日です。その3月30日、原町田大通り中ほどの、旧民間交番がリニューアルして、新しく、町田駅前交流拠点“はっとまちだ”が完成し、お披露目になります。30日には大道芸などのオープニングイベントも予定されています。
旧民間交番は、“さるびあ交番”とも呼ばれ、まちの案内所として親しまれてきましたが、その名前の由来は、東京町田サルビアロータリークラブの寄附で作られたことから名付けられました。建設からだいぶ年月が経ったことや、この度、原町田大通り自体が大幅に変身することになったのに合わせて建て替えようとなったものです。
原町田大通りは多摩都市モノレールの町田方面延伸線のルートでもあり、片側4車線の車道を含む広幅員の道路です。その道路を、今回、町田市として、車両交通中心の道路から、人が歩き、楽しむ歩行者中心の道路へ作り変える工事を進めてきました。浄運寺前交差点からJR町田駅方面の区間については、車の走る道路は半分の2車線になり、歩道幅員は2倍以上になります。歩道では、テーブルや椅子、パラソルなどを配して、休憩する、お茶を楽しむといったことができるようになります。
道路空間の新しい使い方として、中心市街地としてのこのまちの賑(にぎ)わいの舞台にもなる、そんなことも今回の道路整備のコンセプトになっています。近くにある、町田さくらまつりの開かれる芹ヶ谷公園に立ち寄った際には、ぜひ、新しい装いの原町田大通りも楽しんでいただけたらと思います。