- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都町田市
- 広報紙名 : 広報まちだ 2025年8月15日号
町田市長:石阪丈一
残暑お見舞い申し上げます。いつからこのご挨拶が実感を伴わない言葉になったのでしょう。真夏日ときどき猛暑日とでもいうべき夏。あとひと月以上は続きそうな予報に、早くも2回目の夏バテという向きの方もいらっしゃるのではないでしょうか。引き続き熱中症への警戒をお願いします。
鶴川団地周辺ではクマゼミのシャーシャーという鳴き声が盛大に響いています。ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ヒグラシそしてクマゼミの順に鳴き始めました。久々に、鶴見川本川に沿って、歩いたり、走ったりしました。朝6時前は存外に涼しく、夜の間に咲いていたカラスウリの花、白いレース編みでできたような花が咲き残っていました。
さて、7月のこの欄でもお知らせしましたが、先月末に、小山田蓮田緑地が開園を迎えました。開園式当日は、忠生地区町内会・自治会連合会の高橋会長、下小山田町内会長を始め地域の皆さんにご出席をいただき、公園のお披露目をすることができました。5年、6年をかけて、地域の皆さんとの話し合いを重ねて、計画づくりを進め、一部ではありますが、開園にこぎつけることができました。ありがとうございました。鶴見川の最上流部になる下小山田地区は水田の残る里山の風景が美しく、公園を含めた景色が一つの魅力です。今年は間に合いませんでしたが、来年の7月には、美しい蓮の花が見られることでしょう。
2022年の新しい清掃工場、町田市バイオエネルギーセンター(バイエネ君)の整備・完成に伴い、この地域の魅力向上施策として、市民がこの地域に集まり楽しめる施設を整備してきました。「町田桜の湯」という名前で温浴施設ができ、既に忠生スポーツ公園第1期が開園し、峠谷地区の第2期整備に向けて準備中です。
忠生地域は、地域の魅力を向上させるこうした取り組みによって、さらに多くの市民が集う地域に変身しつつあります。