- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都東村山市
- 広報紙名 : 市報ひがしむらやま 令和7年(2025年)4月15日号
■「分電盤の点検に行きます」の電話から始まる勧誘に注意
業者が電話等で「分電盤の点検に伺う」「無料でブレーカーの点検に行く」等と点検を持ち掛けて訪問し、「すぐに交換しなければ漏電して火事になる」等と不安をあおり、その場で分電盤の交換を迫るトラブルが急増しています。なかには電力会社やその委託会社と名乗り信用させるものもありますので、安易に点検させず、その場で契約しないようご注意ください。
○対応
分電盤を含む家庭用の電気設備は一般用電気工作物と位置付けられ、電力会社(一般送配電事業者)には4年に1回以上の頻度で調査(点検)を実施することが法律で義務付けられています。このときの法定点検は無料です。調査員証を携帯した登録調査機関の調査員が点検を行います。点検を受ける場合は事前に法定点検に関する周知の有無を確認し、相手の所属や点検の目的・根拠を示してもらいましょう。法定点検後に調査員が工事の契約を持ち掛けることはありません。なお、点検時に住人が不在の場合や屋内の点検を断ってしまった場合には、屋内にある分電盤等の点検は行われず、屋外のみの点検となってしまいますので注意が必要です。
分電盤は経年劣化により故障する可能性があるため、法定点検をきちんと受けましょう。経年劣化が心配な場合は、電力会社や地域の電気工事業工業組合等に相談しましょう。分電盤の交換は、電気工事士の資格が必要な工事ですので、信用できる業者に依頼することが大切です。
問合せ:消費生活センター
【電話】395-8383(直通)
相談受付…午前9時〜正午、午後1時〜4時