くらし 地球温暖化対策 私たちにできること(冬の省エネ)

市では、「2050年ゼロカーボンシティ」を表明し、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指し、取組みを進めています。私たちが身近にすぐできることとして、家庭での省エネの取組みを紹介します。
冬に家庭で電力消費が多い家電製品の割合は、エアコン(17.0%)、冷蔵庫(14.9%)、給湯(12.6%)、照明(9.2%)であり、この4つで全体の5割を占めているといわれています。まずは、次の取組みをチェックしてみましょう。

■エアコン
・暖房時の室温は、20℃を目安にする
・自動運転で風向は、下向きにする
・扇風機やサーキュレーターを天井に向けて回し、室内の空気を循環させる
・部屋のドアの開閉を少なくする
・室外機の周辺に物を置かない
・エアコンのフィルターをこまめに掃除し、頻繁なオンオフを控える

■給湯
・こまめにシャワーを止める
・風呂は、間隔を空けずに続けて入る□
・食器を洗うときは、低温にする□
・食器洗いのお湯の量を減らす

■冷蔵庫
・冷蔵庫の温度を「弱」に設定する
・冷蔵庫に食品を詰め込みすぎない(冷凍庫は詰まっている方がよい)
・整理整頓を心掛け、扉を開ける時間を短くする
・温かいものは、冷ましてから入れる

■照明
・白熱電球や蛍光灯をLEDに交換する
・日中は、不要な電気を消す(人感センサーを活用し、消し忘れをなくす)
・点灯時間を短くする
・寒い季節は、照明の色を電球色にして、視覚的効果を取り入れる
・照明のカバーを定期的に掃除する

※建物内の熱は、大半が窓やドアから逃げています。厚手で長いカーテンの設置や断熱フィルムを貼ることも省エネにつながります。
※エアコン、冷蔵庫、給湯器や照明を省エネ性能の高い機器に買い替えることも省エネのひとつです。都では、買い替えがお得になる「東京ゼロエミポイント」事業を実施しています。詳しくは、ホームページをご覧ください。
※「2025年度版家庭の省エネハンドブック」(東京都環境局)も参考にしてください。

問合せ:環境政策課環境政策係
【電話】直通595-1110