くらし 浮体式洋上風力発電の設置に向けて -Vol.48 暑熱順化に関する広報-

昨夏も全国の平均気温は平年より1.76度高く、1898年の統計開始以来最高だった2023年と並び、1位タイとなりました。また、東京の平均気温は平年より2.1度高く、救急搬送者数及び死亡者数は昨年度よりも増加しました。特に、毎年、春から夏にかけて、熱中症による救急搬送者が増加しています。これは、体が暑さに慣れていないことが原因であると考えられています。そこで、この時期の熱中症を予防するため、東京都では、体が暑さに慣れること(暑熱順化)について、広報活動を強化しています。
これにしたがって、大島町においても、地域住民を対象とした暑熱順化に関する広報活動を行います。熱中症から命を守るために、熱中症予防を心がけましょう。

■日射病、熱射病、熱中症どう違う?
昔は、強い直射日光に長時間当たることで発生する「日射病」や、屋内外を問わず高温多湿な環境下に長時間いたり作業をした時に起こる「熱射病」と、呼ばれ方が様々でしたが、平成12年からすべて「熱中症」に統一しました。
軽い方から一度、二度、三度と三段階に分けて判断します。熱射病、日射病という呼び名が無くなったわけではなく、症状ごとに表現を変えなくても総じて呼べる名前と
して、「熱中症」がよく使われるようになったというわけです。

問い合わせ:水道環境課 生活環境係
【電話】2-1478