くらし 防災コラム その(29)

■土砂災害の防災訓練
6月14日、波浮港・クダッチ・差木地地区を対象に土砂災害を想定した防災訓練を実施しました。3地区計112名の住民の方が防災訓練に参加し、避難指示の訓練放送の受信や避難経路などを確認しました。大島町、大島支庁、大島警察、気象庁伊豆大島火山防災連絡事務所、大島町消防本部・消防団の防災関係機関は、土砂災害に関する防災対策や情報伝達の訓練を実施しました。今回も消防本部・消防団によるCPR(心肺蘇生法)訓練を実施し住民の方も見学・参加しました。また、防災講話として島しょ保健所大島出張所による「避難所での保健・衛生について」、大島高校からは「防災活動支援隊の紹介」をテレビ会議システムにより各避難所へ放映しました。
訓練に参加した住民のみなさまのアンケートでは、参加した住民の約80%が60歳以上、訓練では72%の人が徒歩で避難、避難する際の判断は97%の方が防災行政無線・エリアメールで行うなどでした。そのほか、「定期的に訓練を実施することに意義がある」、「訓練時間が長い」、「講話が聞きづらかった」など多くの意見をいただきました。今後の訓練を含め防災対策の参考とします。

問い合わせ:防災対策室
【電話】2-0035

■防災クイズ
元町地区の避難所のうち、土砂災害の際に利用可能な施設は次の内どこでしょうか。
(1)第一中学校 (2)大島高校 (3)つばき小学校
答えは、下にあるよ!

■「防災クイズの答え」
(2)大島高校。
第一中学校は土砂災害特別警戒区域、つばき小学校は土砂災害警戒区域に位置しており、土砂災害の避難所には適しません。