子育て 教育委員会だより

■今月の学校行事

■「特別支援教室」制度について
東京都教育委員会では、公立小・中学校の「通級指導学級」を「特別支援教室」とし、
・児童と保護者の負担を軽くした指導のしくみをととのえていく
・指導にかかわる教員どうしのつながりをいっそう強化し、指導の内容を充実させる
・教員や保護者が指導内容をたしかめる機会をふやし理解しやすくすること
…などを目指しています。

現在、八丈町の各小・中学校では、一部の児童・生徒がこの「特別支援教室」の制度を利用して、個別指導や小集団での指導を受けています。
令和3年度からは全小・中学校に「特別支援教室」が導入され、通称を小学校では「ラーニングルーム」中学校では「サポートルーム」とし指導にあたっています。

特別支援教室の利用を希望したい方は、まず担任や各小・中学校の特別支援コーディネータまたはスクールカウンセラーに相談してみてください。

▽特別支援教室では
(1)指導が受けられる児童・生徒
特定分野の理解がむずかしい。宿題が一人でできない。勉強に集中できない。友だちづくりがうまくできない…などの児童・生徒です。
利用の申請をされてもお待ちいただくこともあります。

(2)指導の内容
学習上または生活上の困難を改善・克服するため、マン・ツー・マンや小集団での指導を行います。例えば、コミュニケーション能力の育成などの自立活動です。
(教科の補習や学習の遅れを取り戻すための指導は行いません。)

(3)各校に特別支援教室専門員を配置
専門員は個々の児童・生徒の課題に応じた教材作成、指導に関わる教員間の連絡調整を行っています。

(4)心理の専門家が巡回相談
児童・生徒の様子を見て、学習や学校生活の指導法や助言など、指導に関わる教員に助言します。(年間10回程度)

問い合わせ:教育課庶務係
【電話】2-7071